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2学期の活動計画について協議されすべて了承されました。
8月28日(水)に理数科2学年は課題研究に取り組みました。
1年を通して自分たちでテーマを決めて仮説を立て実験検証考察した結果をまとめ発表します。
今日は1日じっくり取り組みました。2学期以降の活動の方向性がはっきり見えてきた班も多かったようです。
校長先生と理数科長からそれぞれお話をいただきました。
その後、物理、化学、生物、地学、数学の分野に分かれて活動をしました。
なお、夏休み中も継続的に実験している班もあったようです。
夏休み中の部活動や勉強の様子についてその一部を写真で紹介します。
夏休み中に様々な大会がありました。
日々の練習も充実していたようです。
勉強も部活動も全力で取り組む所北生の姿がありました。
夏休み中の部活動や勉強の様子についてその一部を写真で紹介します。
夏休み中にはたくさんの補講が実施され、たくさんの生徒が参加しました。
写真は英会話補講です。ALTの協力を得て開講されていました。
職員室前の自習机。夏休み中もたくさんの生徒が勉強していました。
複数の自習室も連日多くの生徒が利用していました。
8月6日(火)は教育学部のオープンキャンパスでした。本校の3年生にも何名か会いましたが、我々は理学部の有機化学・香りの研究をしている長谷川先生と無機物質及び分析センターの藤原先生の研究室を訪問してきました。参加生徒5名でした。
今風の女子学生も相手をしてくれました。Evaporatorの説明を聞いています。
ドイツにいる村山先生とスカイプで質疑応答 どんな質問にも丁寧に答えてくれました
Day 13 August 5(Mon.), 2019
最終日の今日も晴天。最後までお天気に恵まれた研修となりました。いよいよ別れの時です。それぞれのファミリーと一緒に校門の前に集まります。別れを惜しんで何度もハグをする姿、家族全員で写真を撮る姿、寂しさが込み上げ涙する姿があります。温かく私達を迎え入れ、毎日の学校生活と3度の食事を共にした家族です。最後まで感謝の気持ちが溢れます。現地でも多くの方々に支えられました。2週間でたくさんの英語を使いましたが、一番多く口にしたのは、やはり「Thank you」という言葉だったのではないでしょうか。バスが発車してからも、お互いの姿が見えなくなるまで手を振り続けていました。「またファミリーに会いにニュージーランドに来たいな」そんな言葉を漏らす生徒もいました。
国内線に乗りオークランドに到着。雨が降ったりやんだりで気温は最高12℃、最低9℃です。ここでは班別自由行動をしました。南島と打って変わって、北島一の大都会オークランドでは、市内を一望できるスカイタワーに登ったり、ショッピングを楽しんだりして過ごしました。ニュージーランドはバンジージャンプ発祥の地としても有名です。南半球最高の328メートルの高さからジャンプする観光客を見て生徒も歓声をあげていました。
夜には日本食を頂きました。美味しい鉄板焼き料理や、久しぶりの味噌汁の味にホッとしている様子です。2週間の研修の思い出を振り返り、最後まで会話が弾みます。
また、オークランドは3軒に1軒がヨットを所有する程海上交通が栄える港町です。帰り道には、ライトアップされたオークランドの街並みと、南十字星の輝きをみんなで目に焼き付けました。
Day 14 August 6(Tue.), 2019
早朝にホテルを出発し、先程無事に帰国しました。事前研修を含め、この2週間のニュージーランド研修で、ニュージーランドについて多くのことを学び、経験し、たくさんの人々と交流することが出来ました。この研修を大きな成果をもって無事に終了することが出来たことは、実り多い研修プログラムをコーディネートしてくださった、姉妹校のコーディネーターの先生方や、スタッフの皆様、ホストファミリーやバディの生徒のご助力のおかげと深く感謝しております。また、今回の研修を支えてくださった旅行会社を始め関係の皆様にも大変お世話になりました。改めて感謝を申し上げ、アッシュバートン便りを終えたいと思います。
昨日(8月6日(火))の夜8時30分ごろ無事に学校に到着しました。
バスから降りてきた生徒たちの表情から充実した2週間だったことがよくわかります。
今研修で得たことを糧として今後さらなる飛躍をしていってほしいと願っています。
2週間お疲れさまでした。
関係してくださったすべての方々に深く感謝しています。
ありがとうございました。
※なお、アッシュバートン便り第10号(最終号)は近日中に掲載予定です。
Day 11 August 3(Sat.), 2019
最後の週末もお天気に恵まれました。最高気温は14℃、最低は-1℃、気温差はありましたが、日差しが温かく感じられる一日でした。
今日は、南アルプス山脈に位置するニュージーランド最高峰の山Aoraki/Mt. Cook(クック山)に登山に出掛けた生徒もいたようです。標高は3,724メートルで、「Aoraki」とはマオリ語で「雲の峰」という意味で、その名の通り美しい雪を被り空高くそびえ立っています。1990年には近隣の国立公園らと共にユネスコの世界自然遺産に登録されました。またクック山の東側に位置するタスマン氷河は温帯地方で最大の氷河として有名です。ニュージーランドで過ごす2週間は、日本では見ることができない自然の景色や、見渡す限りの広い空と緑に、感動する瞬間も多かったのではないでしょうか。
Day 12 August 4(Sun.), 2019
最終日は晴れ時々曇り。最高気温は8℃、最低は-3℃と、滞在中一番冷え込む一日でした。これまで生徒達が目にしてきたアッシュバートン周辺についていくつか紹介します。
次の写真は市内の中心に位置し、街のシンボルとなっている時計台です。夜になるとライトアップされています。街の中心にはアーケードがあり、様々なお店が立ち並んでいます。市内にはコーヒーショップも多くあり、会話をしながら、ゆっくりとした時間を楽しむ人々も多くみられます。またアッシュバートンは、靴下産業も盛んで市内に工場があります。この地方でとれるウールを使った靴下は国内のみならず、多くの国に輸出されているそうです。
次の写真は、第二次世界大戦中に日本軍が攻め込んでくるのを防ぐために設置されたRoadblock。過去には敵として戦った悲しい歴史を持つことも決して忘れてはいけません。一昨日訪問したRosebankには当時を経験したお年寄りもいたかもしれません。
また、姉妹校訪問の様子が地元の新聞に取り上げられました。毎年この時期に受け入れて頂いているため、姉妹校とつながりのある街の方々も私たちのことを温かく迎えてくださいます。9月には姉妹校の生徒たちが、所沢北高校を訪れます。今年で24年目となる相互の交流。この研修で得たホストファミリーや仲間との絆、学んだことをぜひこれからも大切にして欲しいと思います。
この週末も、ホストブラザーのラグビーの試合を応援したり、動物園にキウイなどニュージーランド固有の動物を見に行ったり、牧場で羊の毛刈りを体験したり、スキーに行ったり、星空を見に行ったりとそれぞれのホストファミリーと一生忘れることのない想い出を作ったことでしょう。明日朝アッシュバートンカレッジに集合し、いよいよホストファミリーともお別れです。
Day 10 August 2(Fri.), 2019
最高気温は12℃、最低は1℃、霜の降りた美しい朝を迎えましたが、日中は空を雲が覆い冷え込む1日でした。昨夜の興奮さめやらぬ様子で、今日も生徒たちはバディと楽しく会話をしながら、元気よく登校してきました。
今日は1日姉妹校での授業に参加しました。バディと一緒に授業を受けるのもこれが最後です。残りの日数も少なくなってきているので、授業の中で先生やクラスメイトが話す英語を、何とか理解しようと努力する姿が見てとれます。数学の授業では、グループ活動をしながらグラフを書いたり、体育のバレーボール・バスケットボールでルールを理解して声を掛け合いながら身体を動かしたりしています。体育の授業の一環で、スキーに出かけた生徒もいました。図書館で英語の本を読んでみたり、美術で顔の絵を描いたり。英語を使って一緒に取り組むことができる内容も増え、最終日ということもあってかここでしか出来ないことを見つけて精一杯取り組んでいました。
各教室にて3時限目まで勉強し、昼休みには全員で集まり一緒に昼食を食べました。メニューはフィッシュ&チップス。山盛りだったチップスも、さすがティーンズ。みんなで綺麗に完食しました。
ニュージーランドの学校では、2時間目と3時間目の間の11時から「モーニングティー」の時間が設けられています。この時間には果物や軽食を食べ、4時間目が終わってから「ランチタイム」が待っています。滞在中、学校での食事はホストファミリーに用意してもらいました。日本のお弁当箱と違い、ニュージーランドのランチボックスは道具箱くらいの大きさがあります。飲み物を入れるボトルやランチボックスに、名前まで書いて頂いたものをプレゼントしてもらった生徒もいました。ある生徒が「マンゴーが好き」と伝えると、毎日ランチボックスに入れてくださったファミリーもいました。サンドイッチ、りんご・バナナ・キウイなどのフルーツ、ポップコーン、クッキーなどたくさんの食事が詰まったランチボックスは、ファミリーからの愛情を感じる宝箱のようでした。
休み時間になると輪になっておしゃべりしたり、写真を撮ったりする女の子たちや、放課後みんなで約束して公園でサッカーを楽しむ男の子たちの姿はとても微笑ましい光景でした。
この週末もホストファミリーと素敵な思い出を作って過ごすことと思います。いよいよお別れが近づいていると思うと寂しさがこみ上げますね。
Enjoy your weekend!
理数科2年生の中心行事に「課題研究」があります。
ここでは、研究テーマを決め、仮説をたて、実験方法を考案し、実験データを収集し、考察し、まとめるという一連の作業を生徒が主体になって取り組みます。
生物班のあるグループは
液体肥料の濃度の違いがかいわれ大根の成長にどのように作用する
この研究では夏休期間中であっても、メンバーが分担を決め交代で1日1回の水遣りのため学校に来なければなりません。ここ数日はバドミントン部の生徒が、部活動が午後にあるということで部活動前に水遣りに来ていました。
今週は7月30日(火)にチアダンス部、8月1日(木)に卓球部が協力しました。
≪高校のおねえさんたちの迫力の演技を観て≫
≪グループに分かれて教わりました≫
≪最後はみんなの前でダンスを披露!≫
≪卓球会場入り口でトコロンのお出迎え≫
≪小学生低学年から≫
≪高学年までグループに分かれて指導を受けました≫
どの子どもたちも楽しそうに取り組んでいました。
8月7日(水)には美術部が協力します。
たくさんの中学生及びその保護者に来ていただき、所北の良さを改めて理解いただく機会となりました。
Day 9 August 1(Thu.), 2019
アッシュバートンは晴れ時々曇り。最高気温は10℃、最低は-1℃。今日も傘が要らない一日でした。朝8時30分、バディと共に元気に登校した生徒たちは、慣れた足取りで各教室へと向かいます。今日は午前中授業を受け、午後はローズバンクを訪問しました。
ローズバンクは1992年に設立された、お年寄りが医療を受けながら安心して暮らせる施設です。到着すると大きな憩いの場に案内され、30人程のお年寄りに笑顔で迎えて頂きました。部屋には今までの先輩方が贈った日本のお土産も大切に飾ってくださっていました。本校との長いつながりを感じます。
部屋の前方に二列に並び、最初に校歌、続いてソーラン節を披露しました。音に合わせて身体を動かしてくださる方もいらっしゃいました。次にそれぞれ入居者の方と英語で会話をし、用意してきた折り紙を使って交流しました。お年寄りの視線に合わせて腰を下ろし、手を握りながら会話を楽しむ生徒、一度に4人のお年寄りに囲まれすっかり人気者になっている生徒、普段寡黙な方の心を開いて笑顔で会話をする生徒もいました。その姿は初日の緊張した表情とは全く異なり、自分の言葉でコミュニケーションをとろうとする懸命で優しい表情に、この1週間の大きな成長を感じました。
交流の後「花は咲く」を歌い、いよいよ最後の曲「蛍の光」(英語名Auld Lang Syne)を歌う時が来ました。お年寄りと目を合わせ、手と手をとり合い大きな輪を作ります。ピアノの伴奏に合わせて声を揃えると、気持ちが高まり涙を流す生徒もいました。帰りには私たちが見えなくなるまで手を振って見送ってくださる方もいました。言葉や世代を超えて交流することができた、忘れがたい素晴らしい経験になりました。
夕方からはフェァウェルパーティが行われました。『フェアウェル』というのは『さよなら』という意味で、お世話になったホストファミリーに集まってもらい、一緒に夕食を取りながら感謝の気持ちを伝えるという会です。6時、会場には続々と参加者が集まり、持ち寄った美味しそうな料理がテーブルに並びます。一緒に料理を作った生徒もいたようです。会話を楽しみながら賑やかにパーティが始まりました。生徒たちはすっかり打ち解けた様子で、和気あいあいと食事を楽しんでいます。
その後、講堂に移動し修了証の授与がありました。名前が呼ばれ大きな返事をしてステージの中央に出てくると、家族や友達からの歓声が上がり、場の雰囲気を盛り上げます。そして明るいMCの生徒の進行で、心を込めて練習してきた歌とソーラン節を披露しました。研修の中で自分たちの歌や踊りを披露するのも、これが最後です。生徒たちの一生懸命な姿に、声を揃えて一緒に歌ってくださる場面もありました。発表の最後に全員で大きな声で「Thank you!!」と伝えると、会場からは温かい拍手が起こりました。感謝の気持ちを伝え、家族との絆を感じる素晴らしい会になりました。
【孵化しました】
おはようございます。今日の始動です。孵化したウニがチラホラと観察できています。
元気に朝食を食べて、次の地学巡検に備えます。
【巡検】
最後の実習開始です。
【あと少し】
巡検も終わって、サッパリしたらお待ちかねのマグロ丼です。
【終了】
臨海実習、全行程が終わりました。これから学校へ向かいます。
【晩御飯】
ホテルで汗を流してサッパリしたら、晩ご飯。
気力回復して、夜の講演会に備えます。
【夜の講演会】
黒川先生をお招きして、講演をしていただきます。
どんなお話が聞けるかな…
Day 8 July 31(Wed.), 2019
最高気温9℃、最低気温3℃。朝は雨が降りこの1週間で最も冷え込みましたが、お昼頃には雲は遠ざかり晴れ間が見えました。
今日はいよいよ小学校訪問の日です。班ごとにスクールバスに乗り込み、市内にあるTinwald小学校へと出かけました。最初に全校生徒が集まる講堂で、歓迎セレモニーを開いてくれました。校長先生と代表生徒の挨拶の後、校長先生のギターに合わせて2曲の歌を一生懸命に歌ってくれました。その後、青い法被を着た本校生徒一団の登場です。サブリーダーの2人が英語で挨拶をし、校歌とA Whole New Worldを歌いました。そして「よっこいしょーよっこいしょ!」と心を合わせて踊ったソーラン節の迫力に、子ども達と先生方はとても喜んでくださいました。
次に日本文化プレゼンテーションの時間です。班ごとに2クラスを回り、日本の伝統的な遊びや、行事について紹介します。事前研修で1番時間をかけて準備をしてきました。初めは緊張した面持ちでしたが、小学生の目線に合わせて優しく語りかけていました。自己紹介やクイズをした後、子ども達と一緒に持参した道具を使って体験型活動を楽しみます。出来上がったけん玉、かるた、折り紙で楽しそうに遊んだり、「雨が降ったら鯉のぼりはどうなるの?」と発表を聞いて疑問を問いかけたり、七夕物語の劇に見入る子ども達の姿に、達成感で胸が一杯の様子でした。休み時間も、縄跳びのお手本を見せたりバスケをしたり、無邪気に遊ぶ子ども達と英語でコミュニケーションをとっていました。母国について自分達から発信し、言葉の壁を越え笑い合った温かい時間は、かけがえのない思い出になりました。
午後は姉妹校に戻り授業参加です。家庭科での調理実習や、体育で一緒に身体を動かす授業やVRプログラムを作成する授業があり、意欲的に取り組み充実した一日になりました。
【出発しました】
おはようございます。6:50 点呼完了!全員揃いました。行ってきます。
【まだ高島平】
見渡す限りの大渋滞… まだまだかかりそうです。
【休憩】
大黒PAで休憩です。みんな元気で現地に到着できそうです。
【到着】
【午前中終了】
磯観察は無事に終わりました。思っていたよりも寒くて、壁で温まっています。
【午後の実習】
午後はウニの観察と人工受精です。難しいけど、がんばってやってます。
Day 7 July 30(Tue.), 2019
集合時間(朝8時)のバスベイは冷えて、生徒は息を白くさせながらバスに乗り込みました。今日は自然体験学習として、テカポに出かけました。テカポは世界一美しい星空が見られる村として有名で、美しい湖や山々があります。
景色を楽しみながらバスに揺られること2時間半。車窓から鮮やかなミルキーブルーの湖が見えた瞬間に、その透き通る美しさに「わあ~綺麗!」と感動の声を上げていました。湖水は氷河が削った岩石の粉が溶け込んでいるため、青緑色をしています。
予報では曇りのち雨で天気が心配でしたが、日ごろの行いが良いからか到着すると現地は晴天に恵まれました。最高気温は9℃、最低気温は4℃。アッシュバートン市内と比べると冷えますが、一層空気が美味しく感じられます。最初に訪れたのは、“善き羊飼いの教会”です。眼下には目を見張る程の真っ青な空と湖、湖畔に広がる壮大な自然が広がります。教会の隣に羊飼いの相棒である牧羊犬の像が建てられています。集合写真を撮った後、周辺を自由に散策しました。深呼吸をして空を見上げたり、湖水をすくい上げ「冷たい!」と語り合ったり、自然と存分に触れ合っていました。
次に訪れたのは自然体験施設です。生徒たちはスケートとホットプールを体験しました。スイスイ滑り出す子もいれば、恐る恐る氷の上に立つ子もいました。得意な子が苦手な子の手を取り、仲良く楽しむ姿もあります。研修の前は話したことがなかった2人のようです。この研修を通して仲間との絆も深まっている様子に心が温まりました。
スケートを楽しんだ後、ホットプールへ移動しました。久しぶりに肩まで温かいお湯に浸かり思わず笑みがこぼれます。「気持ちいい~」と頭から浸かって思い切り楽しんでいました。プールは屋外の小高い場所に設置されているため、振り返ると先ほどの湖と教会を眺めることができました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、アッシュバートンへの帰途につきます。途中、テカポのビジターセンターとジェラルディンという町を散策しました。ジェラルディンには所北生が毎年訪れる美味しいアイスクリーム店があります。店員さんも覚えてくれているようで、心なしか大きめのサービスサイズです。人気のホーキーポーキーなど各々好きな味を楽しみました。夕方6時予定通り学校に戻り、ホストファミリーの到着を待ちました。一人一人笑顔やハグで迎えられ帰宅する様子から、順調に家族との絆が育まれているようで、素晴らしいなと思いました。明日からはいよいよ私たちからも発信する場が設けられます。準備してきたものをしっかり発揮できるように祈っています。
東京大学駒場キャンパスⅠで金曜講座を受けてきました
7月19日(金)のテーマは「グローバル化時代の中華世界:多様と流動のエチカ」講師は石井 剛 東京大学 教養学部 教養学科・教授でした。ちなみにエチカとはラテン語で倫理学のこと。
石井先生の話はrootとrouteから始まりました。あなたはどこからどのような経路で来たのですか、と聞かれて現住所や両親の出身地を答えるとします。その両親を産んだ4名の祖父母はどこから来たのですか、その祖父母の祖父母は・・・と聞かれるとよくわからない。南の島から流れ着いたのかもしれないし、大陸から渡ってきたのかもしれない。自らのidentity つまり自分は何者でどこから来たかは、どうも母語がかかわっているらしい。多くの人は日本語を使って日本語で考えているから自分は日本人だと思っている。
翻って中国です。現在の中国には56の民族があるといいます。そのうち9割以上が漢民族、漢民族の使用言語が漢語すなわち北京語だそうです。エジプトやギリシャは昔からエジプトやギリシャですが、中華人民共和国ができたのはつい最近(1949年)です。さかのぼれば夏、殷、秦、漢、隋、唐、清、世界史で悩まされた国名です。その中国の経済的影響力が増しています。
以下の図はThe Economist からの引用です。ざっくり言うと、1800年ころまでは、世界の経済の中心はChina and Indiaでした。しかし産業革命によってEuropa and Americaに移ってきた。そのピークは1950年ごろです。そこから日本のバブルでアジアに戻ってきて今後20年はChinaの影響が大きい。あの日本のバブルは世界的に見ても特異な現象だったのですね。
現在の中国は多民族で多言語でチベットや内モンゴルがあったり、東南アジアの華人がいたり、欧米の優秀な大学で働いていたりするダイアスポラがいたりと多様であることは解った。では中国を理解するにはどうしたらよいか。中華世界を理解するうえで重要な思想は「中華と夷」だそうです。中国の中心と周辺部の「夷」えびす、つまり四方の未開の異民族のことです。どちらが中心でどちらが周辺か見方によって変わります。いろいろな見方があって良く、多様性を認め合いながら話し合って、少しでも理解しあっていくことが大切なようです。
講義の前後で生徒が取材を受けました。依頼を受けたのは東京大学本部ダイバーシティ推進課(男女共同参画室)です。趣旨としては、東京大学は女子学生の比率が低いままである(2割程度)。その課題を解決する中で中高生向けの広報活動を強化したい。学部の学生に取材・執筆してもらい、当該記事を東京大学男女共同参画室HPに掲載したいとのことでした。東大出身の教員に聞いたところ20年も前から取り組んでいますが、結果は出ていないようです。
今年度の夏学期の金曜講座は今回で終了です。7回実施され、本校生徒は延べ33人の参加でした。冬学期は、9月下旬に開始予定です。7月27日には坊ちゃん講座 生物オリンピック関係の講座があります。
Day 6 July 29(Mon.), 2019
最高気温16℃、最低気温6℃で太陽に少し雲がかかっていましたが、引き続き過ごしやすい天気が続いています。
行きにショッピングモールに立ち寄り、グループごとの自由行動をしました。ニュージーランドに来て生徒だけで行動するのは初めてでしたが、ホストファミリーのおかげか買い物もランチの注文もスムーズに行い、思い思いに楽しんでいました。
今日はクライストチャーチにあるカンタベリー大学への訪問がメインイベント。カンタベリー大学は、1873年に、国内にある全8校の国立大学の中で2番目に創立された歴史ある高等教育機関です。キャンパスは街の中心部から約7km離れた地区にあります。現在約16000人の学生が在籍し、エンジニアリングを中心に、芸術、ビジネス&法律、教育、工学、科学等の学問を学んでいます。面積76ヘクタールのキャンパスには様々な研究機関が建ち並ぶほか、緑が豊かで外に出て芝生の広場で読書をしたり、学生同士で語り合ったりする学生の姿も多くありました。
キャンパスに到着すると、生徒たちは初めて見る外国の大学に目を輝かせていました。最初に日本語学科の学科長から大学についての説明を受け、英語と日本語を交えたアクティビティーを行い現地の学生と交流しました。少しずつ英語を話す環境になれてきたのか、自分から積極的に英語で話しかける生徒もいました。その後互いの言語を使って自己紹介をするインタビューをしました。好きなアニメが同じでハイタッチして喜び合ったり、好きな漢字を聞かれ説明するのに改めて頭を悩ませたりする姿や、英語と日本語を互いに教え合う場面が見受けられました。
そして用意してくださったピザとジュースを頂きながら、学生同士の会話を楽しみ、現地の学生の案内でキャンパスを見学し、姉妹校とはまた違った大学の雰囲気を体感しました。学生と英語と日本語を交えた交流を行う中で、それぞれの国の違いに一層目が向いているようでした。また「もっと英語を話せるようになりたい」「日本の大学とはどのように違うのかな」という言葉から学習意欲の高まりを感じました。
心配も裏腹に、バスの中でも元気にお互いのホストファミリーのことや週末の出来事について共有したり、歌の練習や、明後日の小学校訪問の発表について確認をしたりして過ごしていました。明日はテカポ湖に出かけます。その調子で思いきり楽しみ、何でも挑戦する姿勢を大切にしてほしいです。
Day 4 July 27(Sat.), 2019
今日のアッシュバートンは快晴。最高気温14℃、最低気温1℃の過ごしやすい1日でした。青空が白く雪で覆われた山々と美しいコントラストを成していました。ニュージーランドといえば羊の数の方が人口の6倍多く、牧場の羊・牛・馬・鹿や、道で見かける野生動物に驚いた生徒も多かったのではないでしょうか。
市内には大きなスーパーが3つあります。雑貨屋などが立ち並ぶメインストリートで買い物を楽しんでいる生徒もいました。アッシュバートンのスーパーでは環境保全のために、どの店舗でもビニール袋の配布を禁止しています。学校以外の日常の中にある日本との違いにも目を向けて、より一層異文化理解が深めましょう。
Day 5 July 28(Sun.), 2019
今日は最高気温17℃、最低気温4℃。現地の方もこの時期にしては温かい気候だと話していました。アッシュバートンから1時間程の南島最大の都市、クライストチャーチに出かけた生徒もいたようです。
写真(下段中央)はクライストチャーチ大聖堂です。2011年2月に起きた大地震で、街は大きな被害を受け、シンボルであった大聖堂には今もなお地震の爪痕が残っています。しかし少しずつ街の施設も修復され、路面電車(トラム)も走るようになり、人の賑わいも戻ってきているそうです。また、大聖堂の代わりとなる仮設大聖堂「紙の教会」は世界各国の被災地で仮設住宅などを建設した日本人建築家、坂茂氏によって設計されました。震災後、街の人々の心の拠り所になっているそうです。同時期に大地震に見舞われたニュージーランドと日本。これからも痛みや平和への願いを分かち合っていきたいですね。
Day 3 July 26(Fri.), 2019
最高気温は14°C、最低気温は1°C、朝は冷えましたが日なたでは暖かさが感じられる快晴の1日でした。いよいよアッシュバートンカレッジでの授業が始まりました。生徒たちはホストブラザー/シスターと会話をしながら登校しました。
1時間目はAuditorium(講堂)にてオリエンテーション受けました。学校のタイムスケジュールやホームステイ中のマナー等を学びます。最初はコーディネーターの英語を聞き取るのに精一杯の表情でしたが、最後の質疑応答で「失敗を恐れずに何でも聞いていいよ!」という一言に背中を押され、手を挙げて英語で質問をしていました。日本と同じく防災意識が高いニュージーランド。「もし地震が来たらどうするのがよいかな?」という質問に、1
学期末の防災訓練を思い出しながら、「机の下に潜ります」と英語でしっかり応答していた生徒もいました。その後、外に出て校内を案内してもらい、様々な施設を見学しながら学校の様子を体感しました。
2時間目はマオリ式歓迎会(ポフリ)を開いてもらいました。美しく厳かなマオリの歌声で迎えられ、先生からのマオリ語の歓迎スピーチともう1曲マオリの歌を贈られました。お礼に本校の生徒代表が日本語でお礼の言葉を述べ、続けて校歌を合唱しました。その後全員で手を取り合い鼻と鼻をくっつけるマオリ式の挨拶(ホンギ)をしました。言葉の壁はあれどお互いに理解し合おうと真剣で温かい眼差しで向き合っていました。
最後に、美味しい焼きたてのパイやクッキーが振舞われ、グループごとに交流会が開かれました。
3時間目からはいよいよ授業に参加です。日本語の授業では、お互いの母語での自己紹介や、けん玉を使ったワークで打ち解け合い、最後には日本とニュージーランドの高校生の違いについて話を聞いていました。他にも音楽の授業ではピアノを囲んで演奏したり、理科の授業で「バクテリア」について話し合う姿や、図書館でたくさんの洋書に驚く姿もありました。参加する科目や学年は様々です。しかし、どのクラスも少人数でグループ活動が多く、周囲の生徒たちと積極的に関わることが求められます。そのような環境で生徒たち
は、戸惑いながらも一生懸命学習に取り組んでいました。
5時間目の授業終了後、3時にはそれぞれホストファミリーの元へ帰宅。週末を過ごした後、月曜日は大学訪問です。どんな週末になるのでしょうか?勇気を持って、自分から家族の一員になろうと歩み寄れる、素敵な週末になることを願っています。Have a nice weekend!!!
Day 1 July 24(Wed.), 2019
長かった梅雨がやっと明け、多くの生徒や先生方に温かく見送られ、所沢北高校から一路成田空港へ向かいました。空港でCheck inを終え、いよいよニュージーランドへ出発です。今年は定刻どおりの18:30に成田空港出発となりました。積み重ねてきた事前研修を通し、30人はすっかり打ち解けて、移動中は常にとても和やかな雰囲気です。
初めて飛行機で海外に行く生徒も多かったため、離陸の瞬間には歓声が起きていました。7:30に機内で夕食を食べ、それぞれ座席に付いているスクリーンで映画を観たり、ゲームをしたりして過ごし、10時頃には暗くなった機内でみな眠りについていました。
Day 2 July 25(Thu.), 2019
オークランドにはほぼ定刻に到着し、国内線に乗り換えてクライストチャーチに向かいました。機内からは雪をいただくサザンアルプスを眼下に見ることができました。日本とは季節が逆である南半球に来たことを実感できた瞬間です。全員が入国審査を無事に終えるまでパスポートを大事そうに持っていました。 クライストチャーチで昼食を食べました。初めてのニュージーランドでの食事です。食事もデザートもお腹いっぱいに食べていました。
バスでアッシュバートンに向かう車中でも、羊が多く戯れる牧場を見て感動し、南島で一番長い橋に息を呑んでいました。姉妹校に近づく時にはリーダーの掛け声で「がんばるぞ!」と全員で気合を入れ、3:30に姉妹校へ到着。いよいよホストファミリーとの対面となりました。最初はみんな緊張した面持ちでしたが、一人ずつ名前を呼ばれ、バディとなる生徒やその家族に暖かく迎えられると安心した顔をして各家庭に向かっていきました。早速ホストファミリーと一緒に明日のランチの材料を選びに行った生徒もいたようです。
昼間は、12℃まで気温が上がりましたが、日が傾くと急速に寒くなり、夜は0℃まで気温が下がる予報です。今日はステイ先で過ごす初めての夜です。期待と不安で胸がいっぱいかと思いますが、明日からの学校生活も、今日見せた好奇心でいっぱいの笑顔を忘れずに、多くのことに挑戦してほしいです。
いよいよ、2週間にわたる研修のスタートです。
事前学習を十分に積んだ30名の生徒達です。
充実した研修の日々を過ごすことでしょう。
皆さんの成長した元気な姿で帰国する日を楽しみにしています。
本日の日程。
成田空港に向かった一行は、夕方の便に搭乗し日本を発ちます。
夕食時の様子です。
食べることは大変重要です。
部員たちは、身体を作るためにたくさん食べていました。
そして、夕食後にはルールについて学んでいました。
充実した合宿を経て、一回りも二回りもたくましくなることでしょう。
夏休み後の大会での活躍が楽しみです。
さて、
同じ目標を持った仲間同士寝食を共にすることはかけがえのない経験です。
生涯の友情を育む機会にもなると思います。
人生の宝物を持てることは幸せなことです。
ウィンターカップの西部地区予選で、今日の試合に勝てば、16校のみが出場できる県大会に進みます。
また、3年生は、今日の試合が現役最後の試合です。
勝っても負けても3年生は引退します。
対戦相手は立教新座でした。
立教新座も強豪校です。
結果は、終始リードを保った所北が勝利しましたが、
双方良く戦い、好ゲームでした。
3年生はこれまでの集大成を最高の形で表すことができたようです。
後輩たちに県大会出場を残して、思い残すことなく引退できるのではないでしょうか。
本当に、お疲れさまでした。
今後は、大学受験を目指して頑張ってくれると思います。
令和5年度行事予定です。
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