7月19日(金)終業式、表彰式が行われました。
校長講話では以下のようなお話をいただきました。
7月21日には参院選がある。選挙権を持っている生徒もいるが、皆さんには政治参加の重要性について認識してほしい。
理化学研究所の村山さんという方の話を聞く機会があった。彼は現在脳神経の研究者であるが、高校時代は総合高校のスポーツ系列に在籍しサッカーに明け暮れていたとのこと。プロサッカー選手を目指していたが、その道は断念し、その後紆余曲折苦労を重ねて現在のポジションにたどり着いた。皆さんも、たとえ現在が思い通りにいかないような状況のように思えても、じっくり自分の道を歩んで欲しい。現在の状況だけで判断したりせず先を見据えて努力を継続して欲しい。
生徒指導部部長からは以下のようなお話がありました。
盗難防止について。現在所北では盗難は発生していないが、今後もロッカー利用の徹底等も持ち物管理等をしていって欲しい。
交通事故防止について。特に登校時気をつけること。
SNS等に係る事故防止について。今後も気をつけよう。
不審者について。近隣で発生しているとの情報もある。歩きスマホやヘッドホンはしないように。周りに気づかずにいることもある。万が一被害にあったらまず逃げること。そしてすぐ110番をしてほしい。
登校について。8時35分には教室に着席できるように、交通事故防止も含めて余裕を持ってくること。
登下校マナーについて。何軒か近隣の方から苦情をいただいた。皆で意識し迷惑をかけないよう注意すること。
最後に生活全般について。悩みがあれば自分で抱えていることなく誰かに相談してほしい。学校としても皆さんを様々な方法で支援していく。
進路指導主任からは以下のようなお話がありました。
世の中早いスピードで動いている。そのような社会で対応できる人になって欲しい。そのためには、基礎学力とともに、幅広く様々なことに興味を持ち、積極的な行動力を発揮してほしい。例えば夏休み中には大学オープンキャンパスが数多く実施される。自分で調べて是非赴いてほしい。
将来何と何がどう繋がるか分からないので様々なことにチャレンジしてほしい。夏休み沢山の時間がある。計画を立てて有意義な夏休みにして欲しい。
終業式に引き続き、表彰式がありました。
1学期中に開催された様々な大会で入賞を話した部活動が表彰されました。
その中でも、陸上競技部、将棋部、チアダンス部は全国大会に出場します。
所沢北高校はそれぞれの生徒が1日の中で文武両道を実践していることから、部活動においても輝かしい成績を残していると思います。
所北の生徒は本当に何事にも一生懸命に取り組んでいます。
いよいよ、翌日は終業式です。
消防署の方の協力のもとに行いました。
地震とその後の火災発生の想定です。
消防署の方からは地震発生時、その後の避難ともに適切な行動がとれていた旨のお褒めの言葉をいただきました。
確かに、全校生徒が落ち着いて迅速かつ適切な行動をとっていました。
短時間で避難が終了するとともに、整列及び点呼も極めてスムーズでした。
このような場面でも所北生の良さが現れています。
≪全校生徒が避難し整列しています≫
≪煙体験コーナーもありました。本当に何も見えなくなるのですね。≫
≪各学年代表者による消火器使用体験もありました。≫
日本教育公務員弘済会埼玉支部から教育研究助成事業助成校に認定していただきました。
弘済会埼玉支部の方がお越しになり、校長先生に結果通知書を手交してくださいました。
本校では、この事業を有効に活用させていただき、教育活動を更に充実させてまいりたいと思います。
この仲間と過ごす所北生活の1日1日を大切にしてほしいと思います。
所沢警察署と市内の高校生が協力して非行防止を補備活動です。
所北生もこの取組にボランティアとして参加してくれました。
≪挨拶している生徒は所北生です。≫
SDGsをテーマとして選んだ本を紹介しました。
5人グループ毎にそれぞれ紹介し合い、グループ代表を決定し、
グループ代表によるプレゼンでクラスチャンプ本を決定しました。
この活動を通して、生徒は様々な事柄に興味関心を広げることができたようです。
高校生と大学生のための金曜特別講座
グローバル化時代の中華世界:多様と流動のエチカ
夏学期最後7月19日実施
希望生徒は7月17日(水)までに生物室の名票に参加の日付を記入してください
問い合わせなどは生物室まで 理数科部
詳しくはこちら
東京大学駒場キャンパスⅠで金曜講座を受けてきました
7月12日(金)のテーマは「動物の受精・発生の多様性」、講師は大杉 美穂 東京大学 教養学部 統合自然科学科・教授でした。先生は大宮高校出身だそうです。
大杉先生が大宮高校2年生の時のことです。担任の先生と進路の相談をしていました。進学先は母親の影響もあり私立の薬学系をなんとなく希望していたそうです。担任の先生は記入してあった「私立薬学系」の文字の上を二重線で訂正して「東京大学」と書き直したのだそうです。担任の先生は何か感じるものがあったのでしょうか、それにしても勇気に頭が下がります。その時点から研究者・教授へと導かれる歯車が回り始めました。やはりメンターとの出会いが人生を変える。本校の卒業生でも、2年生の冬に東京大学の生産研究所を訪問した生徒が、理科Ⅰ類に入学しています。何が言いたいか、生徒諸君は私から誘われたら躊躇せず行動しましょう。人生なにが「きっかけ」になるか本人も含めて誰にもわかりません。大切なのは、その「きっかけ」に出会うであろう頻度を上げることと出会ったチャンスを逃さないこと。「うまく説明できないが、何となく自分は今これをやった方がいいような気がする。」という根拠のない確信は意外と信頼できるかもしれません。
つづいて専門についての話です。同じ脊椎動物でも哺乳類とそれ以外の動物では受精や初期の発生の様子がだいぶ異なります。カエルなどの多くの脊椎動物では受精後7時間も経つと1000以上の数の細胞に分かれます。これを卵割といいます。では、哺乳類ではどうでしょうか。なんとまだ1回の分裂もしていないのです。なぜか。精子の核の遺伝情報の折りたたまれ方が非常にタイトであって、緩んだりむき出しになれない構造になっているのです。DNAはとてもとても長い分子なので、こんがらがってしまいます。そこで「ヒストン」という糸巻きの役割をするタンパク質をつかって凝集させています。精子ではヒストンではなく「プロタミン」というタンパク質が使われており、ガチガチに固められているのだそうです。それをいい具合に扱いやすくするために時間がかかると考えられています。膨大な情報を扱うにはコンパクトにしたり、ある遺伝情報にアクセスしやすくしたりと整理整頓が難しいのです。私の机上も混沌としており、必要な時に必要な情報が取り出せません。
実はヒトの卵(未受精卵)は完成した時点で受精するのではなく作りかけのある時期で止まって精子の侵入を待っています。まず減数分裂の第一分裂前期で一旦休止しています。排卵(卵巣から輸卵管に放出される)の直前になって分裂を再開し、減数分裂の第二分裂の中期で止まっている状態で排卵されます。なぜか、ヒトの場合詳しくはよくわかっていないそうです(理由はいくつかは考えられますが)。研究者は自分が知らないだけなのか、人類としてわからないのかを判別することができます。これはかっこいいですよね。これはカエルでは実験されていますがマウスではまだわかりませんとか、この分野の研究はここまでしかわかっていませんとかが言える。解らないことが解らないとわかっているから、仮説を立てたり実験したりできるのですよ。その他、リン酸化と脱リン酸化による細胞分裂の調節の仕組みの面白い話もありましたが、またの機会にします。
女子生徒に向けたメッセージもありました。先生がまだ大学院生の頃などは、女性は男性の3倍頑張りなさいと言われたそうです。しかし男性も頑張っている。大杉先生は先生の前の世代の女性研究者と比べると「翼を折られなかった」と言っていました。今年の東大の入学式の名誉教授・上野千鶴子の言葉を引用したものです。上の世代の女性研究者が開拓・配慮してくれたおかげで自分たちの代がある。次は自分たちが女子生徒や女子学生の自己実現する手伝いする番である。先生は言います、大切なことは続けること、続けなければそこでお終いです。続けられることが好きなことや自分にとって楽しいことです。よく言われることですが「継続は力なり」、諦めたらそこで停止です。続けてきた方の言葉はやはり重みがありますね。
次回は
7月19日(金) グローバル化時代の中華世界:多様と流動のエチカ
講師:石井 剛 東京大学 教養学部 教養学科・教授
19日は1学期の終業式です。早めに駒場キャンパスに着いて、生協の書籍部でアカデミックな書籍との出会いなどいかがでしょう。食堂の脇には「イタトマ」もあります。
当日は金曜講座の主催者・教養学部の方から本校生徒にインタビューの場を設ける予定です。たぶん高大連携にかかわる研究の一環だと思いますので、答えてもいい生徒は生物室まで申し出てください。
以下 東京大学金曜講座 HPより
【講義概要】
中国は21世紀に入ってから、政治的にも経済的にも急速に巨大化してきました。その結果、これまでの国際関係は変容を遂げつつあります。世界第二の経済大国、勃興するIT産業、活発な宇宙開発、西洋とは異なる政治体制、「一帯一路」などなど、中国はもはやただ単に「四千年の歴史」をもつお隣の文明古国である以上に、人類史の未来を担うゲームチェンジャーになりました。この授業では、人文学的アプローチから、この「グローバル化する中国」を問いなおしてみたいと思います。その手がかりとして、まずは最近英語圏の中国文学研究で注目されているSinophone Studiesという方法論を借りながら、中国の国境を越えて広がる中国語使用人口(例えば東南アジア華僑とか、欧米で暮らすチャイニーズ・ダイアスポラとかです)の流動性・多様性・多声性に焦点を当てることから始めます。また、中国とそれによって変わりつつある世界を理解するために東大駒場で行われているさまざまな取り組みにも触れてみたいと思います。「中国」のいまと未来を考えることは、ただ地域研究の対象として中国を理解することではなく、世界に拡散する複数の「Chineseness」に注意しながら、新しい世界を構想していくことにつながります。この授業を通じて、ことばが違い、文化がちがう人々や集団が、摩擦と調和、分裂と融合を繰り返しながら平和に共生するためのヒントを共に探ってみましょう。
最終日ということで、本校での留学修了書を交付しました。
留学生からは、先生方に日本語でお礼の言葉がありました。
本校の生徒も1カ月にわたり交流を深めることができました。
日頃、言っていますが、テストは受けた後が重要です。
しっかりと解き直しをすることで学力は着実に伸びていきます。
また、今週は実力テストがありました。
どの生徒も真剣に取り組んでいました。
理数科より臨海実習の事前学習
今月末の理数科の臨海実習に向けて 生物分野と地学分野の事前学習を行いました。
ウニやヒトデの仲間は、口と肛門をつなぐ消化管ができるときに口が後にできる新口動物のうち棘皮動物に分類されます。これと異なり昆虫などの節足動物は、口から
できはじめます。つまり口の方が古いので、旧口動物。ウニは昆虫よりもヒトに近いのです。
つぎは、地質巡検のための「クリノメーター」の使い方。城ケ島の地層の層理面の走向や傾斜を測ります。海底や湖底では水平に砂や泥が堆積します。層理面とは地層と地層の境界面のこと。その層理面と水平面との交線の方向が走向です。磁北に対してどのくらい西や東にずれているかで表します。傾斜は層理面と水平面のなす角度のこと。どの方角にどれくらい傾いているかで表します。現地で困らないように、しっかり研修しました。
日本学術会議の報告で高校の生物の遺伝に関す用語「優性・劣性」を「顕性・潜性」に代えるように提案があったそうです。専門用語は正確にしっかり覚えましょう。
2019年度第1期受講生 大募集
知的刺激に満ちた環境で学んでみませんか。
・締め切り 8月13日(火) 校内締め切り 7月30日(火)
・応募書類 願書 自己推薦文 レポート
・主なスケジュール
9月28日(土) 統計、線形代数、微分方程式の基礎など
10月26日(土)教科・科目横断型学習1
11月2日(土)教科・科目横断型学習2
11月16日(土)~17日(日)全国受講生研究発表会(日本科学未来館)
11月23日(土)教科・科目横断型学習 ワークショップ
12月7日(土)成果発表
2020年
2月1日(土)研究の手引き(英語によるセミナー)、研究倫理
3月7日(土)論文作成・プレゼンテーションのための基礎講座
レポートの書き方は指導します
説明会 7月9日(火)12:45 (時間厳守)生物室
日頃の学習内容を整理し、学習の成果を答案に表現する機会です。
この機会に皆さんの学習が進むことを期待しています。
狭山市市民会館大ホールが超満員になる盛況ぶり。
ステージと客席が一体となり大いに盛り上がりました。
文字通り、大いに元気づけられる素晴らしいステージでした。
これは、学校評議員や学校評価懇話会委員等、つまり先生以外の大人との対話を通して所北を更に良くするための方策を生徒たち自身で見出していくものです。
活発な意見交換から様々なご提言をいただきました。
所北の生徒たちは、自分たちの意見をしっかり表明しつつ新しい意見を積極的に取り入れる柔軟さを兼ね備えていました。
委員の皆様にお忙しいところご参加くださり、様々な貴重なご提言をいただきました。
この場をお借りして深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
日本語教師の皆様には3時限にわたり授業に参加いただきました。
3つのグループに分かれて参加いただいたので、9つのクラスに参加いただきました。
また、昼食を生徒と共にとったり、
茶道体験をしていただいたりしました。
このような活動を通して日本の高校の様子をご覧いただきましたが、生徒にとっても様々な国の方々と交流するまたとない貴重な体験ができる時間となりました。世界に目を向けるきっかけをつかんだ生徒もいるようです。
所北は生徒に様々な体験をさせられるよう多くの機会を設けています。
国際交流の取組もその一環です。
生徒たちにとって学びの多い1日となりました。
私たち教員も様々な情報を得ながら適切な指導ができるよう研究と修養に励んでいます。
先週は、駿台予備校から講師をお招きし教員研修会を行いました。
大学入試の今後の動きについて再確認することができました。
東京大学駒場キャンパスⅠで金曜講座を受けてきました
6月21日(金) のテーマは「いろいろな次元の球」講師は金井 雅彦 東京大学 理学部 数学科・教授でした。
ケプラー予想という歴史的な問題から始まりました。実は16世紀末に最初に発表した人物であるハリオットの予想といった方がいいそうです。最密充填問題あるいはパッキング問題という場合もあります。空間内に同じ大きさの球を互い違いに積み重ねていくと、これより密にボールを積む方法はないという予想です。、当時は大航海時代で船に砲弾をいくつ積めるか、底面に積める個数から総数を計算する必要があったそうです。時の軍事的要請に数学がつかわれたとのこと。いつの時代も戦争は科学技術を発展させるようです。
その他、球面上では二角形が存在するとか、ポアンカレ=ホップの定理など、平面ではない幾何学の話がありました。
講義のあと、楽しんで数学を研究している先生に、数学に苦しんでいる生徒にアドバイスをいただきました。他人が作った問題を解いているから楽しくないのだそうです。自分で問題を見つけることが楽しい。楽しいことは続くのです。数学の研究者の世界も圧倒的な人材難だそうです。数学が好きな人は売り手市場かもしれません。
次回は 7月12日(金) 動物の受精・発生の多様性
講師:大杉 美穂 東京大学 教養学部 統合自然科学科・教授
期末考査も終わっています。生物選択者は必受講です。私たちも自分の誕生日の270日ほど前は、タラコの粒粒のようなたった一個の受精卵でした。どこでか。母の子宮の中です。目も鼻も手も何もないたった一個の受精卵でした。それが生まれて16年もすると今の君たちになります。その仕組みは?
以下 東京大学金曜講座 HPより
【講義概要】
動物の卵が受精すると、染色体は統率のとれたダンスのように美しく動き、細胞分裂が何度も起きて、個体へと成長していきます。この受精と「発生」は、多くの動物にとって次世代を生み出すために欠かせない共通した過程です。一方で、生物種ごとに少しずつ異なる多様性もあります。受精の共通したしくみと多様性についての解説を通して、私たちヒトを含む哺乳類の受精過程が他の脊椎動物とどう違うのか、なぜ違うのか、一緒に考えてみたいと思います。
東京理科大学で「素粒子物理学」の勉強をしてきました。
なるほど科学体験館の様子。この右手の建物(10号館)が会場となりました。
今回の坊っちゃん講座は6月22日(土)石塚正基 理工学部物理学科准教授による講義で、演題は「幽霊分子 ニュートリノの研究で探る宇宙の進化と物質の起源」でした。本校生徒4名の参加でした。
野田キャンパスは千葉県の野田市、東武アーバンクライン 運河駅下車の環境の良いところです。
石塚先生は、学生の指導に当たる時に、安易に答えを言わずに、冷たいようだけれど考えさせるそうです。自分で調べてごらん、考えたかな、どうだろうねと、そうすることが主体的な学びにつながるとのこと。んーアクティブラーニングですね。それが研究者になった時に生きてくるのだそうです。また高校生には、着地点の近い学びをするなともおっしゃっていました。夢かもしれないが、射程距離の長い目標をもって頑張る。大学に入ることだけを考えていると、合格最低点のみに振り回されてしまいます。たしかに合格は大事です切羽詰まってます、しかしそれだけだと大学でバーンアウトしてしまう学生も多いように思います。いつも言っていますが大学のその先をイメージして日常を大切にしましょう。そのためにも大学の研究室などの雰囲気を知ることはモチベーションを維持することに名がると思います。
石塚先生は加速器を使った国際的な研究に東工大の助教の頃に数年関わっていたそうです。その成果を記した研究論文の著者が3000人くらいいるそうです。順番はアルファベット順。なぜか、現象を見つけた人も、装置を設計した人も、装置を作った人も、装置をメンテナンスしている人も、シュミレーションの手法を開発した人も、どの人の貢献が多いかは判断が難しいそうです。んースケールが違いますね。
次回の坊ちゃん講座は 7月27日(土)
神楽坂キャンパス 演題は 国際科学オリンピックに参加しよう! ―生物学オリンピックの出題傾向や代表選抜、引率経験者が語るー
講師はお世話になっている松田良一 東京理科大学 理学研究科 科学教育専攻 教授です。
高校はそれぞれ特色があります。
是非様々な観点から様々な学校をご覧いただいたり、説明会等で説明を聴いたりしながら、納得のゆく進路選択をしていただきたく思います。
新入生の初舞台であるとともに、3年生の引退講演でもあるとのこと
3年生を中心とする先輩たちが導いてくれたのでしょう。
どの1年生も演劇を初めて実質2カ月に満たないこの短期間に見事な演技を披露していました。
観客の一人として純粋に芝居を楽しめました。
所北の伝統がしっかりと引き継がれている様子に頼もしさを感じました。
本校男子バレーボール部はその初戦、国際学院戦を戦い勝利しました。
明日以降の試合でも、これまで培ってきた実力を思う存分発揮してほしいと思います。
初日に雨の中テントを張って宿泊。
翌日登山。
雨の中でのテント張は大変だったと思いますが、良い訓練になったのではないでしょうか?
夏の山行が楽しみですね。
高校選択の一助となればと思いつつ、本校の特色をご説明させていただきました。
是非とも納得のいく進路決定ができればと願っています。
そのためにも、今の中学校生活を是非充実させていただきたく思います。
また、様々な学校の説明会等に積極的に参加する等して高校についての理解を深めていただければと思います。
明日が最終日の実習生が多いということもあり、
今日は多くの実習生が研究授業をしていました。
どの実習生も実習の成果を発揮し、はつらつとした授業を展開していました。
教室に入りきれない程、多くの先生方、実習生同士が互いの授業を見て研究を深めていました。
一番左の長身の方が山本先生、中央奥の黄色い掲示物の前の方は、特任副学長で栄誉教授の秋山仁 先生です。
大学、学部・学科について、受験勉強方法について、その他様々な話を直接聞くことができました。
先輩の話を聞くことができた参加生徒の学習意欲は更に高まったようです。
「No033 県展」で紹介したように、本校美術部員4人と顧問の半山先生の作品が入選しました。
特に、3年生の千葉さんの作品は「NHKさいたま放送局賞」を受賞しました。
県立近代美術館はとても素敵な美術館です。
ここに展示されることはとても名誉なことではないかと思います。
お時間がありましたら、是非足をお運びください。
対戦相手は春日部東高校。
終始所北ペースで試合が進み快勝しました。
日頃練習してきたことを思う存分コート上で表現できていたようです。
ナイスゲームをみさせていただきました。ありがとうございました。
H30年度の活動報告、決算報告。
R元年度の新役員、活動計画、予算。
そのすべてが承認されました。
今年度も家庭地域学校とが連携を深めながら教育活動を充実させてまいります。
PTAの皆様。今年度も御支援賜りますようどうぞよろしくお願いします。
部員の仲がとても良く。
皆が音楽で繋がっていて、
音楽を奏でる喜びが伝わってくる。
聴いていて幸せな気分にさせてくれるとても素敵なコンサートでした。
終演後のロビーでは、帰途につくお客様に歌によるお見送り。
心が洗われました。
素晴らしい時間をありがとうございました。
1年生も加わった全体合奏。
少人数編成の合奏、ソロ演奏。
クラシックからポップス。
ALTのマイケル先生のオリジナル楽曲。
演奏形態も楽曲も様々なバリエーションによる楽しいステージでした。
ほとんどの生徒が1年生の時には初心者とのこと。
それが3年生になると難しいソロの楽曲を聴衆に訴えかけ心を揺さぶるレベルで弾ききっていました。
充実した部活動の集大成だったと思います。
生徒達の充実した表情が印象的でした。
科学技術立県を支える次世代人材育成プロジェクトの講演会を実施しました
6月1日(土) に本校視聴覚室で当初の予定を延長して2時間ほど宇宙論の講演会を実施しました。講師の先生は アムステルダム大学Associate Professorであり、東京大学 国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構 客員科学研究員でもある安藤真一郎 先生です。演題は『 宇宙論入門?世界はダークサイドに支配されている? 』でした。参加生徒は川越高校・川越女子・松山高校など70名の物理大好き少年少女。その他、引率教員や保護者も講義に参加しました。
安藤先生の専門分野は宇宙素粒子物理学、暗黒物質の関節検出や高エネルギーガンマ線およびニュートリノ宇宙物理です。ちなみに川越高校出身のノーベル賞受賞者の梶田先生とは研究分野が近く大学院生のころからの知り合いだそうです。
講義は、基礎的な話から始まりましたが、原子とは中学校ではそれ以上分割できない物質の最小単位であると習いますが、義務教育でそんな大嘘を教えていいのかと疑問を呈していました。原子核も電子ももっと小さな素粒子もある。面白かった話は、質量とエネルギーは等価であるE=mc2というアインシュタインの式を使って、体重50kgの高校生が本気を出してすべてエネルギーに代わったらどれくらいになるかを計算しました。光速30万キロメートル毎秒を代入すると、5×1018J(5かける10の18乗ジュール)となり、原子爆弾のエネルギーの50万倍になるそうです。地上をすべて焦土化するくらいです。安藤先生曰(いわく)、「高校生の本気はすごいですよ。軽く限界まで頑張ったと言わない方がいい。限界はもっともっと先にある。」なるほど、膝を打ちました。また、女子生徒の質問に答えての件で、Black Holeに入り込むと人はスパゲティのように伸びてしまうという話をされました。この講義を聞いて、スパゲティしか残らなかったという生徒もいるかもしれません。しかし、なんだかよくわからないけど、物理にはすごい深いものがあって、一生をかけて考えるに値する分野がまだ残されているのだということは雰囲気としてわかったかと思います。自分は無知であるという認識こそが出発点です。
研究職へのキャリアパスについては、大学はどこでもいいそうです、大事なのは大学院でどのような研究をして論文を書いたかとのこと。研究職になるには学位は必要ですが、大学への受験勉強で疲弊して、入学してから遊んでしまったり、本来の目的を見失わないようにとのアドバイスがありました。
講演の後、安藤先生は生徒からの質問の多さにびっくりしていました。わからないこと知らないことは恥ずかしいことではなく、わからないこと知らないことできないことをそのままにしておくことが恥ずべきことです。この写真の中から、数十年後に世界的な研究者が複数排出されるような気がします。
今週末は、東大金曜講座は「紫式部の肖像」。翌日の東京理科大学は「流体シュミレーションの医学への応用」です。参加希望の保護者の方は、生徒経由で、生物室まで連絡してください。
東京理科大学で化学の勉強をしてきました
5月11日(土)に東京理科大学神楽坂キャンパスで坊ちゃん講座に参加してきました。講師の先生は 井上正行 東京理科大学 理学部第一部化学科 教授 テーマは「高等学校の“教科”を横断した化学のはなし」でした。
写真:学生食堂で、主催の松田先生と講師の井上教授と撮影しました。Shyな井上先生は右から2人目の顔だけ見えている方です。
続きはこちら
東京大学駒場キャンパスⅠで金曜講座を受けてきました
写真:駒場キャンパスの正門前です。 理学部と農学部のガイダンスを知らせる立札が後ろに見えます。そろそろ2年生(教養学部)は進学振り分け(進振り)の時期になります。
5月10日(金)は佐藤 洋一 東京大学 生産技術研究所 ソシオグローバル情報工学研究センター教授による講義で演題は「コンピュータビジョン技術で人の注視・行動をセンシングする」でした。
Computer visionとは、数字の羅列でしかない画像・写真からヒトにとって有益な知識や情報を得るアルゴリズムです。解説が必要ですね、デジカメやスマホの写真は画素(pixel)とよばれる数字の縦横の並びです。なんとなればDigital dataですから。だから添付ファイルで送れる。それらの数字からヒトにとって意味のある情報などを取り出す技術とのこと。これが難しいのだそうです。理解が困難な時は、問の立て方の次元を変えると少しは見えてくる。なぜ難しいのかと考えます。理由はいくつかあります。①写真は撮影者・視点によって同じもの(例えば椅子)でも見え方は変わります。②照明の強さによっても、③部分的に遮蔽されていても、④複雑な背景があっても画像は異なります。また⑤同じcategoryに入るか否かでも迷うことがあります。何を椅子と認識するかです。座れるものは何でも椅子か。折り畳み式の椅子、応接セットのクッションの利いた椅子、ごみ箱を逆さにしたものは椅子でしょうか。画像から意味を取り出す作業は意外と難しい。
しかし、近年のAI(人口知能・artificial intelligence)の発展により、これらの技術の応用が身近なものとなっています。例えば防犯・監視カメラなどによる顔認証。余談ですが、数年前に卒業した生徒が3年次の文化祭で私の顔を大写しでプリントしたTシャツをクラスで作りました。担任の顔を胸に付けた40人の生徒たち、自分の顔ながらこれでいいのかと疑問を感じました。そのTシャツを着た生徒を写真に撮ると何とTシャツも顔認証したのです。もとに戻ります。次に自動運転技術です。これは画像の連続である映像を解析して、車線、対向車、歩行者、信号などを認識し、自らの位置や速度を瞬時に判断しなければならない。現実のものとなりつつあります。さらに視覚に障害を持った方にgoogle glassのようなwearable cameraを付けてもらい、すれ違う人が友人かどうか、その人の感情はどのようなものか、周りの人がどう動いているのかなどを判断・予測することもできるようになってきているそうです。ヒトが何をどのように見て、どんな意味を受け取っているのかが分かるようになると、privacyの観点からの問題も生じてきます。実際にgoogle glass は諸般の事情からpending状態です。
画像処理の技術には、神経回路を模したneural nerwork を使った研究とAI分野の知見であるdeep learningの手法が重要な働きをしているようです。ヒトが容易にやっていることをmachineにやらせようとすると、ヒトの理解につながるのでしょう。文系と理系と分けている無意味さを感じます。
写真:いつものように最後まで残って個人的に質問をしました。質問しようと思って講義を聞いて、質問をすると忘れないのです。
次回は、6月 7日(金) 紫式部の肖像――作者をめぐる伝説と日本古典文学
講師:永井 久美子 東京大学 教養学部 進学情報センター・准教授
三者面談期間中で午前授業ですので、その日に面談日程を入れなければ、余裕をもって駒場キャンパスに行けます。特に国語、古文に興味をもっている諸君、大学で源氏物語についてどのような研究をしてるのか聞いてみたくないですか。英語などを使って海外で活躍したい諸君、日本から来た学生なら源氏物語について聞かれますよ。
男子200M、女子100Mハードルで関東大会に出場します。
日頃の成果を発揮して納得のゆくレースをしてきてください。
健闘をお祈りいたします。
様々な競技が楽しく行われ、大いに盛り上がりました。
写真は団対抗リレー。第10レーンは教員チームで写真のランナーは現在実習中の教育実習生です。
昼休みには、リアダンス部の発表がありました。
1年生から3年生まで勢ぞろいのパフォーマンスです。
特に1年生は前方で踊り、先輩が後方で踊りました。
今年のチームも素晴らしい。大いに盛り上げてくれました。
恒例の応援合戦です。
1年生から3年生まで各団総勢約120名での大パフォーマンスです。
短い期間で本当に良く仕上げてきます。
進行も極めてスムーズでした。
皆が協力して楽しく充実した体育祭になりました。
短い準備期間にも関わらず、見る見るうちに応戦合戦で団毎に繰り広げるパフォーマンスや壁画が仕上がっていました。明日の本番を待つばかりです。
団は123年の縦割りクラス合同で編成される約120人の集団です。この120人による一糸乱れぬパフォーマンスは圧巻です。
明日の本番が楽しみです。
体育祭は保護者の方はご覧いただけますのでぜひお越しください。
なお、残念ながら外部の方には非公開です。どうぞご了承ください。
競技毎の説明会が体育館で行われていました。
壁画の作成は最終段階です。
グラウンドでは陸上競技部が中心になってラインを引いてくれていました。
5月28日(水)から6月19日(水)まで埼玉県立近代美術館で第69回県展が開催されています。
本校からは、3年生の千葉さん、三島君、2年生の堀越さん、水本さんが入選し当該展覧会に展示されています。
中でも、千葉さんの作品はNHKさいたま放送局賞を受賞しました。
なお、美術部顧問の半山先生も現役の制作者です。
昨年度最高賞の県知事賞を受賞した半山先生ですが、今年度の作品も展示されています。
半山先生の御指導を受けながら美術部の生徒はメキメキとその実力を伸ばしています。
今日と明日の午後は体育祭準備です。
今日は、応援合戦のリハーサルと大縄跳びの練習が行われました。
所北自転車置き場の様子です。
既にほとんどの生徒が登校しているようです。
その理由は、グラウンドにありました。
グラウンドでは、各学年から一クラスずつの縦割りで構成された9つの団が応援合戦の練習をしていました。
どの団も、楽しそうに活動していました。
中間考査終了から1週間ですが、この短期間で上級生を中心に学年を超えた団結力で体育祭を成功に導いていくのですね。
5月25日に課題研究の調査で荒崎を訪ねた。海岸沿いは内陸に比べ温度は低く海風もあってまだ歩ける天候であった。バスで荒崎まで行き、岬の海岸を反時計まわりに歩いた。海岸は水着で海遊びをする人が多いなか私たちは調査。午前中は三崎層のスコリア質の砂泥互層を観察、泥岩のサンプルを採集し、ローム層との不整合を見学。海岸で昼食後海食洞見学、サンプル採集、初声層との不整合を観察し日程を終了した。
本校生徒のみ約20名で東京大学本郷キャンパスを訪問し、キャンパス見学や研究室訪問、大学生とアクティビティや個別相談などを行います。
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朝の集合は赤門前で | まずは打ち解けて 水色のTシャツが東大生 |
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班に分かれて 昼食 | この班は 医学部の研究室見学 |
工学部の研究室訪問 | 目標の立て方や個人的な相談など |
日時:8月23日(金) 集合:9時 30分 東京大学本郷キャンパス 赤門前
内容:研究室見学 (工学部 薬学部 文学部 法学部 教育学部の先生などに依頼中)
アクティビティ 全国区に挑戦する準備や目標・計画の立て方や実践方法 学習方法など個別相談も可
解散:16時半 予定
交通費と昼食代は自己負担 8月21日(水)に確認の打ち合わせを校内で行う予定
理Ⅰの2年生の本校卒業生もかけつけてくれるかもしれません
初戦は鶴ヶ島清風高校にセットカウント2-0で快勝しました。
2戦目は川越南高校。最後まで息詰まるシーソーゲーム。
どちらが勝つか最後まで分からない好ゲームでした。
結果はフルセットの末惜敗となりましたが、選手は最後まで頑張りぬきました。
3年生のこれまでの努力に敬意を表します。
本当にお疲れさまでした。
今週月曜日から三週間です。
是非、充実した三週間を過ごし、近い将来立派な先生になって欲しいと思います。
期待しています。
担当教員から説明を受けています。
どの実習生もやる気に満ち溢れています。
今週金曜日は体育祭が開催されます。
1週間という短い期間に皆で協力し、すべての準備を整え、学校全体で大きに盛り上がる名物行事体育祭を成功させます。
さすが所北生です。
≪生徒会が中心となり、各クラス体育祭担当者等によるが会議が行われていました≫
中間考査後、1・2年生は次年度の選択教科についての説明がありました。
少々早いように感じるかもしれませんが、決定しなければならない時期です。
自分の興味関心及び進路希望等についてしっかり考えて決定していって欲しいと思います。
また、3年生は推薦入試説明会がありました。
こちらも、自分の進路についてしっかり考え進路決定に向けて一歩一歩着実に進んでいって欲しいと願っています。
職員室前の自習コーナーの朝の風景です。
毎日多くの生徒が熱心に勉強しています。
今日もたくさんの生徒が励んでいました。
生徒からの質問に対し丁寧に答えている先生の姿もありました。
1・2年生は明日(5月21日)からです。
ここでは、物理、化学、生物、地学、数学の5分野に分かれて実施します。
生徒たちは、グループ毎に自分たちで決めたテーマに即して仮説を立て、実験観察等を行い、考察結果をまとめていきます。
今回は、その2回目です。
各班でテーマの検討を行っていました。
研究において最も重要なところと言えます。
1年間にわたる研究が充実したものになるよう期待しています。
所北では、専門性の高い教員が生徒の研究活動を支援します。
握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、50M走、立ち幅跳び、ハンドボール投げの計7種目をグラウンドと体育館で行います。
本校の生徒は、体力的にも優秀であるとの印象を筆者は持っていますが、
テキパキと動くことで全体の進行をスムーズに行うことができることも所北の能力の高さだと思いました。
森先生からは様々なデータを用いて、現在の大学受験状況等について説明があり、受験生としてどのように受験に立ち向かうかについてお話していただきました。
特に重要なことは、日々の授業を大切にすることとのことです。日々の授業を大切にしながら自分のやるべきことを明確に定め一歩一歩着実に学習をすることが成功の鍵であり、安易に塾や予備校に頼ることは逆効果と仰っていました。
所沢北高校は生徒諸君の日々の努力を応援しています。
1年生と2年生は遠足でした。
1年生は森林公園でレクリエーション。
2年生は東京で自由行動。
その中で、3年生は終日学校で実力テストを受けました。
どの生徒も真剣に取り組んでいました。
3年生の皆さんにとっては常識ですが。。。
試験は受けた後が極めて大切です。
解き直し等をすることで、この試験を最大限に有効活用し、今後の学習に役立ててください。
皆さんの日々の努力を期待しています。
(報告が遅れてしまいすみません。)
このセミナーは「中学4年生」から「所沢北高校1年生」になるためのものです。
午前中は、国語、数学、英語の各教科の先生方から勉強のポイントと勉強の仕方を教わりました。また、教科毎の基礎基本についても詳しく説明していただきました。
どの教科でも基礎基本がとても大切だということが良く分かりました。
この説明を聞いた皆さんは勉強の仕方を知ることができました。あとは、日々の実践です。是非毎日の学習を楽しみながら継続していってください。
午後は、クラス対抗の合唱大会です。
入学式から1週間余りでしたが、皆で練習した成果を大きな声で披露してくれました。
クラスの団結も芽生えたと思います。
今後も、互いに励まし合いながら高めあっていって欲しいと願っています。
最後は、学年全員で合唱しセミナーを締めくくりました。
本校では以下のような掲示により参加生徒を募っています。
毎回複数人の生徒が参加しており、大いに刺激を受けています。
4月26日 金曜 特別講座 生徒募集 教室掲示 .pdf
ご興味のある保護者の皆様。
保護者の皆様も、一度お出かけしてみてはいかがでしょうか?
今年度も始まりました
東京大学 駒場キャンパス で金曜講座を受けてきました
写真:東京大学駒場キャンパスⅠの1号館の前の八重桜がきれいに咲いていました。
4月19日 講師の先生は鈴木 建 東京大学教養学部学際科学科・教授 テーマは「天体現象を計算機でシミュレートする」でした。
鈴木先生の講義はblack holeの画像の話から始まりました。つい先日(4月11日)M87の中心のblack holeを直接撮影した画像が報道されました。撮影したのは国立天文台をはじめとする世界13か国、200人以上の研究者からなる国際プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EventHorizon Telescope; EHT)」。EHTでは、地球上の6か所にある8つの電波望遠鏡を同期させ、地球の自転を利用することで、直径1万kmに相当する地球サイズの電波干渉計を構成しています。これにより、人間の視力300万に相当する解像度(ハッブル宇宙望遠鏡は約1500)を達成し、超高解像度で天体を観測することができました。今まで概念であったblack holeの姿をとらえたということで、今後宇宙の理解が深まることでしょう。宇宙を理解することはヒトの理解につながります。私たちは「星のかけら」で出来ているのですから。
むすびとして以下のようなmessegeがありました。
・天文学や宇宙物理の研究は、お金にならなくて役には立たないかもしれないが、使っているskill(数学 物理 情報)は意外と役に立っていて、就職は困らない。
・天文考古学分野では古文、漢文が必須。つまり文系科目も必要。例として藤原定家(ふじわらのていか)は平安末期から鎌倉初期の歌人で,『新古今和歌集』の選者も務め,また『源氏物語』や『土佐日記』の研究者としても知られている人物です。定家『明月記』という日記風のエッセイを著しており『明月記』には超新星の出現記録があります。超新星とは「新しく生まれた星」ではなく「新たに見えた星」で,それまで全く見えなかったところに突如として星が輝き出し,一夜にして10等級以上も明るくなります。望遠鏡のない時代の超新星の記録は世界で7件しかなく、そのうち3件は『明月記』による記載。
講義の後の質疑応答では本校2年生からの「あかつき」がとらえた音が伝わる媒体は何ですかなどの鋭い質問がありました。
写真:最後まで残って個人的に質問する2年生
次回は来週4月26日(金) 正義を実験する――実験政治哲学入門
講師:井上 彰 東京大学教養学部教養学科・准教授
の予定です。哲学や社会学や政治に興味のある生徒は期待していてください。
お世話になった先生方のうち花岡前校長先生をはじめ5人の先生方が出席くださいました。
先生方からは、
「未来の自分を信じて欲しい。」
「所北生は頑張る力を持っている。『頑張ろうと思える力』『その瞬間頑張れる力』『頑張り続けられる力』を持っています。」
「今後の人生をしっかり考えて欲しい。」
「頑張り上手。しっかり休むことも上手。」
「目の前のことを一生懸命に。高校時代は最も密度の濃い三年間。」
このような言葉をいただきました。
先生方は、いつも生徒のことを第一に考えてくださっていました。
本当にお世話になりました。ありがとうございました。
先生方の新たなステージで益々御活躍することを祈念しています。
週末、所沢・入間地区春季演劇祭を見に行ってきました。
所沢北高校のステージはその中でも圧巻でした。
5人の役者のコンビネーションがしっかりとできていて、
発声が良いのでとてもセリフが聞きやすく、
安心して物語の世界に引き込まれました。
客席と舞台とが一体となった気持ちの良い時間が流れました。
その一方で「どこに連れていかれるか」というお客さんの緊張感が徐々に高まります。
そして、エンディングに向かうにつれて益々スピード感は高まり、
結末は納得の安心感と少々残る心地の良い「?」。
このリズム感は所北のお得意なのでしょうか?
エンターテイメントとしての完成度が非常に高く純粋な一観客として楽しむことができました。
剣道、ハンドボール、男子バレーボール、女子テニス部、陸上等です。
そのほとんどが県大会出場を決めているようです。
筆者は、剣道とバレーボールの応援に行ってきましたが、
ここではバレーボールの試合の様子を紹介します。
所北の初戦、対朝霞高校戦、勝ち上がって城北埼玉高校戦、準決勝のふじみ野高校戦を見てきました。
どの対戦相手も高い技術を持っていました。
しかし、
技術面のみならず、メンタル面も含めた総合力が勝負を決めるのでしょう。
自分たちの持てる力は精一杯出し切ったのではないかと筆者は感じました。
決勝戦は川越東高校との戦いでした。
第一セットは所北がとりましたが、結果は西部地区大会準優勝でした。口惜しさは当然残ると思いますが、立派な成績だと思います。
所北の生徒は、何に対しても一生懸命に取り組みます。
その中で、精神力も含めたくましく成長しています。
部活動を通して生徒はたくさんのことを学んでいます。
今後とも、応援くださいますよう、
どうぞよろしくお願いします。
4月20日(土)に東京理科大学神楽坂キャンパスで坊ちゃん講座に参加してきました。講師の先生は 西山千春 東京理科大学 基礎工学部生物工学科 教授 テーマは「免疫が丸ごとわかる90分」でした。
先生は アニメや演劇などで人気の「はたらく細胞」などの例を挙げながら生物基礎で学習する免疫の仕組みや、生物で学習する受容体や細胞間コミュニケーションなどの話を医師国家試験の問題などもクイズ形式で盛り込みながら話してくださいました。
高校の教科書がいかに省略して記述してあるかが分かりました。また、研究者として自分の名前が英語表記で論文のfirsr outherとして掲載されたときはうれしかったという話をされていました。
質疑応答の後、食堂に場所を移して「茶話会」にもよんでもらい、西山先生や大学生、一般のかたと交流しました。食堂の自動販売機の前での写真です。中央が講師の西山先生、二人はさんでその右が主催の松田先生、科学技術立県プログラムの中学生も参加してくれました。
次回は5月11日「高等学校の”教科”を横断した化学の話」講師は東京理科大学理学部第一化学科 井上正之 教授です。
その日は、全く偶然にこの春に理科大の3年生になった卒業生と神楽坂キャンパスの図書館の下で出会いました。彼は入学時は二部(夜間)でしたが、頑張って昼間に移る学内の試験を受けて今は昼間の学部にいます。いつも言っていますが、どこの大学のどこの学部に入ったかではなく、そこで何を学んだかなのです。自分をどう伸ばすか、伸ばせる環境に身を置くかが大事。変わる自分を楽しんでください。そのためのステージは用意します。
生徒及び保護者対象の説明会に始まり、
いくつかの課題を提出する等を経て派遣生徒を決定していきます。
参加した生徒はとても貴重な経験をし、更に大きく成長しています。
一生を変えるような経験となる生徒も多いようです。
写真は生徒・保護者説明会の様子です。
参加した先輩方が自分の経験したことを説明してくれました。
1,000人以上の生徒が一斉に健診等を受けます。
所北生は皆が整然と動くことができます。
待っている間は静粛にしています。
当たり前のこと用に感じるかもしれませんが、皆のちょっとした気遣いのため、所北での健診等は極めてスムーズに進行します。
スマホはとても便利ですが、使い方によっては弊害も出てきます。
スマホ等の機器を賢く使って、充実した学校生活を送って欲しいです。
この城ケ島と観音崎での臨海実習も4回目になります。理科の新しいスタッフを迎えることとなり、今年度も教員の事前研修会を地質巡検と磯の生物観察の分野で行いました。
城ケ島のバス停の西側の露頭でクリノメーターの使い方の確認。遠くに雪をかぶった富士山が見えました。
講演を依頼している黒川先生のいる東京大学 大学院 理学系研究科附属臨海実験所の入口。明治30年に現在の場所に移ったそうです。
森と川と干潟と海がつながっている小網代の森も少しだけ見てきました。コナラからハンノキさらにクサヨシ・ヨシまで植生の変化も体感できます。
理数科の4期生の諸君、たくさんの「仕掛け」を用意しています。楽しみにしていてください。
理数科対面式がありました。
理数科は一クラスのため、唯一3年間クラス替えがありません。
また、理数科は普通科と違った独自のカリキュラムがあります。
そして、理数科独自の取組が先輩から後輩へと継承されるものも多くあり、
理数科としての学年を超えた結束も芽生えてきます。
対面式では、
先輩から新入生に対しての歓迎の言葉。
新入生からの誓いの言葉がありました。
その後、
1・2・3年から2人ずつで学年混合の6人チームを20つくり、
チーム対抗のパラシュート作成とその滞空時間コンペが行われました。
写真にある共通の材料を用いて競います。
理数科らしい課題です。
短時間でパラシュートを完成させるために初対面の先輩後輩ともに良く意見を出し合い協力して作業を進めていました。
はじめ緊張していた新入生にも笑顔があふれ
とても良い対面式になりました。
春休み中に課された宿題の定着を確かめるテストです。
どの生徒も真剣に受験していました。
春休みの学習の成果が発揮されたことでしょう。
ただし、試験は受けた後が極めて大切です。
解き直しをすることで、自分の到達点と課題をしっかり把握し、
今後の学習に活かしていって欲しいと思います。
対面式がありました。
新入生を先輩方が暖かく迎え入れていました。
今年度の全校生徒が初めて集まった日です。
その後、部活動紹介がありました。
全ての部が工夫を凝らした舞台パフォーマンスや、ムービーを披露しました。
所北ではどの部も先輩後輩の仲が良く、充実した活動をしていますが、
その良さが十分に伝わっていたようです。
新入生の皆さん。是非部活動に加入し、
「文武両道」の充実した高校生活を送ってください。
皆で協力しテキパキとしかも楽しく自分から進んで作業ができるのも所北生の持つ大きな力です。
協力してくれた、バスケ部、バドミントン部、チアダンス部の皆さんありがとうございました。
校長先生の式辞では3つのことが新入生に訴えかけられました。
「夢をえがき高い志を持つこと」
~人と比べるのではない。自分自身の中にそれらを育もう~
「教養を身に着けること」
~答えのない問いへの対応力を身に着けよう。そのためにもコミュニケーションは重要~
「一生の友を見つけること」
~一人では乗り越えられない壁にぶつかった時に支えてくれるのが良き友~
PTA会長様からの祝辞では
①失敗を恐れず挑戦し続けて欲しい。壁が高ければ高いほどそれを乗り越えられた時の成長も大きい。
②多様な個性・価値観を尊重し、柔軟な思考力と行動力を身に着けて欲しい。互いを認め合いながら今を一生懸命に生きて欲しい。
③一日一日を大切にし、責任感を持ちながら悔いのない高校生活を送って欲しい。
以上の言葉をいただき新入生の前途を祝福してくれました。
4月8日(月)は着任式にて、新しく来た先生方をお迎えし、
始業式で1学期が始まりました。
まずは、着任式の様子です。
校長先生をはじめとする多くの先生方が新しく本校に着任されました。
新たな先生方をお迎えし、所北は益々発展していきます。
続いて、始業式です。
最初にこの4月に着任された髙橋校長先生の講話がありました。
生徒の皆さんは一年の目標を立てたと思う。
是非計画を実現できるようじっくり力を蓄えて欲しい。
そして、想いを叶えて欲しい。
皆さんに3つのことをお話しする。
①やらなかったことの後悔は忘れられない。是非チャレンジをしていって欲しい。
②部活動は様々なことを学ぶことのできる場。特に3年生は集大成の時期。また、新入生へもこれまでの良き伝統をしっかり伝えて欲しい。
なお、部活動基本方針を立てて活動する。限られた時間の中で効率的に実施し充実した活動をして欲しい。
③安心安全な学校生活を送って欲しい。悩みがあったら是非相談して欲しい。
続いて
生徒指導主任の講話です。
①挨拶をすること。交通マナーを守ること。しっかりとした身なりで生活すること。
③母校愛を持って欲しい。例えば所属する部活動として学校のために何ができるかを考えて欲しい。
次に
進路指導主事の講話です。
大きな目標を持って過ごして欲しい。
目標に向かって精一杯頑張って欲しい。その中でこそ様々なチャンスを掴むことができる。
生徒指導主任と進路指導主事が同じ願いを訴えていたことが印象的です。
大きな声で校歌を歌える学校になって欲しい。
後輩にそのことを伝えていって欲しい。
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