令和7年を迎えて

 新しい年を迎えました。今年も皆さまにとって、良い年になりますようお祈り申し上げます。

 さて、本校では、今年度4月から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクルール(以下、SSH)の指定を受け、次世代の科学人材を育成すべく取り組んでいます。これまでの本校の活動をベースに、所沢市や複数の大学のご協力を得て、さまざまな取組のさらなる深化を目指しております。生徒は、SSHの要素を取り入れた探究的な活動を中心に取り組んでいるところです。探究的な活動をとおして、今社会で求められる課題解決能力などを身に付けていっています。

 今後もSSHの指定校であることを生かしながら、生徒に社会で必要な力を身に付けてもらえるよう、また、充実した高校生活が送れるよう取り組んでまいります。

校長より

所沢北高校のホームページへようこそ

所沢北高校は、日本の航空発祥の地、所沢飛行場跡地の北端にあります。昭和49年に全日制普通科の高校として創立され、今年度51年目を迎えました。開校以来、「叡智育成・自主自律」の教育理念のもと、高い志を掲げて社会に貢献する人材を育成するため、「文武両道」を掲げて発展してまいりました。平成28年(2016年)に理数科を開設し、今春には第9期生を迎えることとなりました。

さて、本校は、今年度から国の次世代人材育成事業のひとつである「スーパーサイエンスハイスクール」(以下、SSH)に指定され、今後5年間本事業に取り組んでいくことになりました。

SSHは、文部科学省のホームページに「先進的な理数教育を実施するとともに、高大接続の在り方について大学との共同研究や、国際性を育むための取組を推進します。また、創造性、独創性を高める指導方法、教材の開発等の取組を実施します」と書かれているとおり、本校も未来の科学技術系人材の育成を進めていくことになります。

また、国際理解教育として、ニュージーランド研修などにも取り組んでおり、グローバルな視点を持った人材の育成にも努めています。

このように、理数系教育だけでなく、これまで取り組んできている国際理解教育などにも引き続きしっかりと取り組み、普通科も理数科もそれぞれの個性をますます発揮できるよう、さらなる発展を目指してまいります。

所沢北高校は、生徒会活動や部活動に参加している生徒も大勢おります。それぞれの生徒が自分の活躍する場所を見つけ、元気に一生懸命活動しています。まさに文武両道を実現している頼もしさを見ることができます。

生徒も教職員もさまざまなことに挑戦するなど、活気のある所沢北高校での高校生活はきっと充実したものになるに違いありません。

皆さんもぜひわれわれの仲間になりませんか。中学生の皆さんのご入学を心よりお待ちしています。

 

埼玉県立所沢北高等学校

第19代校長 木村郁文