日誌

女子バレーボール部だより

【女子バレーボール部】令和7年度 高校総体埼玉県予選会 結果報告

令和7年6月16日(月)、高校総体埼玉県予選会が深谷市総合体育館(ビッグタートル)にて開催されました。昨年惜しくも達成できなかった「県大会1回戦突破」を目標に、チーム一丸となって約1年ぶりの県大会に臨みました。

初めて訪れる深谷市総合体育館という慣れない環境に加え、地区大会とは異なる独特の緊張感もありました。そのような中でも、アップの段階から全員が積極的に声を出し、明るい雰囲気を作ることができました。そして「絶対に勝つ」という強い気持ちで試合に入りました。

対戦相手は県大会常連の松山女子高校。コースを狙った鋭いサーブと力強いスパイクが持ち味の攻撃力が高いチームです。

1セット目序盤は、相手の強いサーブに苦しみ、なかなかボールを繋ぐことができませんでした。その結果、連続して失点しまい、徐々に点差が広がっていきました。その焦りからミスが続いてしまう場面もありましたが、それでも、レイのサービスエースや、キイ、リンのコースを狙ったスパイクなど、強気なプレーで試合に食らいついていきました。

また、試合の中盤以降は相手のスパイクに徐々に慣れ、これまで拾えなかったボールも繋げられるようになってきました。特に、モモの安定したレシーブが輝き、ラリーに持ち込む場面が増えました。

しかし、最後まで点差を詰めることはできず、1セット目を6-25で落としてしまいました。

続く2セット目、私たちのサーブからスタートしました。ナナのサーブで相手を崩し、相手のミスも重なって、良い流れで試合に入ることができました。その後も、レイやコト、キイの攻めたサーブで相手の体勢を崩し、カットの場面でもAカットとはいかないまでも、粘り強くボールをつなぎ、流れを維持しました。

しかし中盤、相手の鋭いサーブやブロック裏へのフェイントに対応しきれず、連続得点を許してしまいます。その後もブロックアウトなどで連続して得点を奪われ、点差が広がってしまいました。

それでも後半には、ソラの鋭いサーブ、カエ・モモ・レイの安定したサーブカットやディグ、リンの力強いスパイクで流れを取り戻します。ボールが弾かれても周囲がしっかりカバーし、なんとか食らいつきながら一点ずつ得点を重ねていきました。

最後まで粘り強く戦いましたが、結果は17対25で敗れ、初戦敗退となりました。三年生にとって目標としてきた「県大会一回戦突破」を果たすことはできず、悔しさの残る結果となりました。

しかし、共に戦ってくれた二年生・一年生の力強いプレーや応援、そして応援に駆けつけてくださった保護者の皆様のおかげで、最後まで諦めずに戦い抜くことができました。本当にありがとうございました。

今後とも、所沢北高校女子バレーボール部への温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【女子バレーボール部】令和7年度 高校総体西部支部予選会 結果報告

令和7年5月26日(月)、3年生にとって最後の大会となる高校総体西部支部予選会が、所沢市民体育館にて開催されました。
私たち所沢北高校女子バレーボール部は、1回戦で朝霞高校、2回戦で富士見高校と対戦しました。
 
1回戦、朝霞高校との試合では、自分たちで積極的に攻めて得点を重ねる展開をつくることができました。
1セット目は、緊張から動きが硬くなってしまい、序盤に大きくリードを許してしまいました。しかし、そんな中でもキャプテン、レイのスパイクやサーブで相手にプレッシャーをかけ、逆転に成功。25対21で1セット目を先取しました。
2セット目は、攻めのサーブを軸に全体的にリードを保ちながらの展開となりました。モモの安定したレシーブからコトのトス、そして3年生のレイ・キイ・リンを中心とした攻撃がうまくかみ合い、得点を重ねることができました。途中、追いつかれてしまう場面もありましたが、粘り強く戦い抜き、25対23で2セット目も取ることが出来ました。
1回戦はストレートで朝霞高校に勝利しました。
 
続く2回戦、富士見高校との試合はラリーが長く続く場面が多く、粘り強さが試される内容となりました。
1セット目の前半は、両チームともに決定打に欠け、拮抗した展開が続きましたが、キイの連続サービスエースで流れを引き寄せ、大きくリードをする事ができました。さらに、2年生のカエ・ナナがコースを狙ったスパイクで得点を重ね、25対14で1セット目を取ることができました。
2セット目はリン・カエ・ナナのスパイクで序盤から得点を重ね、一時は大きなリードを奪いました。しかし、こちらのミスが続いてしまい、2点差にまで縮められてしまう場面もありました。そんな中、ソラがタイムを取り、チーム全体の気持ちを立て直してくれました。その結果、25対21で2セット目も勝利し、私たち所沢北高校が県大会への切符を手にしました。

この大会では、ベンチや観客席からの力強い応援が私たちの背中を押してくれました。いつも応援に駆けつけてくださる保護者の皆様、本当にありがとうございます。

2年連続となる県大会出場を果たすことができました。私たちは今、「県大会1回戦突破」という目標に向けて、日々練習に励んでいます。
これからも所沢北高校女子バレーボール部への温かい応援をよろしくお願いいたします。

【女子バレーボール部】令和7年度 春季大会西部支部予選会 結果報告

令和7年4月26日(土)、春季大会が川越南高校にて行われました。
本校の初戦の相手は県大会常連の秋草学園高校でした。

第1セット序盤、3年生のレイ、リンがそれぞれ力強いスパイクで相手を崩し、モモ、キイが安定したレシーブで流れを作るなど、好調な立ち上がりを見せました。しかし、試合中盤以降は各選手のミスが重なり、徐々に相手に主導権を握られる展開に。最後まで粘り強く相手に食らいついたものの、9-25で1セット目を落としてしまいました。

2セット目序盤、リンとキイ、がスパイクを決め相手のミスを誘うなど、流れを引き寄せる場面が見られました。相手の強い攻撃に押される場面もありましたが、2年生のカエが素早く反応してカバーし、ナナとレイも果敢にスパイクを打ち込みながら、最後まで諦めずにボールを繋ぎました。しかし、試合中盤にはサーブミスが続き再び相手に流れを奪われてしまいます。粘り強く食らいつきましたが、最終的に11-25で第2セットも落とし、初戦敗退という結果となりました。


今回の試合は初戦敗退という悔しい結果に終わりましたが、自分達の持てる力を最大限発揮できた試合でもありました。特にサーブレシーブや、ディグといったレシーブ面では日々の練習の成果が随所に表れ、成長を感じる内容でした。一方で、スパイクミス、サーブミスなど、今後の課題も明確になった試合でもありました。今回の大会で出た課題を中心に5月末に行われる高校総体に向けて準備していきたいと思います。

 

また、本大会を通して保護者の皆様には温かいご声援とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。今後とも、所沢北高校女子バレー部の活動を見守っていただけますと幸いです。引き続き、よろしくお願いいたします。

【女子バレーボール部】令和6年度 新人大会西部支部予選会 結果報告

令和7年1月18日(土)、上記大会が坂戸西高校にて行われました。

本校の初戦の相手は西武文理高校。
結果は1セット目25-14、2セット目25-20でストレート勝ちでした。
序盤からサーブが走り、リードを保ったまま勝ち切ることができました。
ここ最近重点的に強化してきたスパイクやプッシュで決めることができた場面も多く、練習の成果が十分に発揮できていたと思います。

続く2回戦目の相手は県大会常連校の埼玉平成高校。
結果はセットカウント0-2で敗れました。
序盤は相手の強力なサーブに圧倒されたものの、徐々に速いサーブにも慣れ、ラリーに持ち込むことができました。
しかし、その後も相手に押される状況が続き、なかなか得点に繋げられず、悔しい結果となりました。
今大会では前回大会から成長した部分、新たな課題、どちらも見つけることができました。
それらを今後の練習に反映させ、さらなる成長をして春季大会を迎えたいと思います。

また、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援やご協力をいただき、ありがとうございました。引き続き、所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

【女子バレーボール部】令和6年度 選手権大会西部支部予選会 結果報告

令和6年10月26日(土) 新チーム初の公式大会となる選手権大会が川越総合高校で行われました。

私たち所沢北高校は一回戦目山村学園と戦いました。

 

1セット目は、緊張から思うようなプレーができず、ミスが連続しました。

また、ストレートコースのスパイクが拾えず点差が開きました。

しかし、コトのサーブから立て直し、スパイクで得点を重ね、追いつくことができました。

その後、スパイクミスはあったもののカエがライトから決め切り、相手より先に給水タイムを迎えました。

しかし、そこから三本目のミスが続き、相手に得点を与えてしまい、14-25で1セット目を落としてしまいました。

 

2セット目は、気持ちを切り替え、始めから長いラリーを取り切れることが多く、流れをつかむことができました。

ミスも1セット目に比べ少なくなり、途中追い上げられましたが、デュースとなった接戦を26-24で取り切ることができました。

 

3セット目は、スパイクミスが少なく攻撃面での得点が増え、良いスタートが切れました。

そのままの流れで相手より先に13点を取ることができました。

コートチェンジ後、ナナのサーブで相手を崩しましたが、なかなか一本目が上がらず、攻撃に繋ぐことができませんでした。

その後、一本目は安定してきましたが、トスミスやスパイクミスが増え、接戦の場で相手に得点を与えてしまい、最後まで取り切ることができず24-26で最終セットを落としてしまいました。

 

この経験を糧にトスの精度やスパイクの精度を上げ、次の大会では良い結果を残せるように精進していきます。

また、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援やご協力をいただき、ありがとうございました。

引き続き、所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

【女子バレーボール部】令和6年度 技術講習会 (一年生の部) 結果報告

令和6年9月28日(土) 1年生初の公式大会となる技術講習会(1年生の部)が川越女子高校にて行われました。

私たち所沢北高校は1回戦に所沢高校、2回戦に秋草学園高校と対戦しました。

 

1回戦の1セット目はカエのサーブから始まり、連続得点を取れたことで良い雰囲気でスタートすることが出来ました。

相手の攻撃はセンターやバックアタックが中心だったため、いつも練習しているポジションから打たれることが少なかったのですが、その状況にも冷静に対処し自分たちの攻撃へ繋げることができました。

また、自分たちもバックアタックなどの多様な攻撃を行ったことで相手を崩し、1セット目は25-11で取りきることが出来ました。

2セット目は立ち上がりが悪く、相手のサーブを上手くカットすることができませんでした。

しかし相手のサーブミスからアヤのサーブでの連続得点で流れをこちらへ引き寄せることができました。

しかしあと少しで勝てるという時に相手のサーブに苦しめられ、5点差まで詰め寄られてしまいました。

ここも相手のミスに助けられ、そのまま25-18で2セット目も取りきり、勝利を手にすることができました。

 

2回戦の秋草学園高校との対戦では、序盤から相手のサーブに苦しめられました。

相手のサーブミスやアヤのサーブでの得点で何とか食らいついていきました。

着実にプレッシャーを与え、アウトを誘発して得点を重ねていきましたが、このセットは11-25で落としてしまいました。

2セット目は、サーブカットからのスタートでしたが、カエ・センのカットが光り、スパイクを決めきって得点することができました。

しかしサーブミスが多く、流れを掴みきれませんでした。

また、相手の緩急のついた多彩な攻撃を上にあげることができず、10-25でこのセットも落としてしまいました。

 

この大会は1年生にとって初めての大会でしたが普段の練習の成果を十分に発揮した試合をすることができました。

1回戦目も2回戦目も全員声がよくでており、点を取られてもすぐに切り替えることができました。

この経験を糧にさらに練習を積み、良い結果が出せるように精進していきます。 

また、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援やご協力をいただき、ありがとうございました。

引き続き、所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

【女子バレーボール部】令和6年度 高校総体埼玉県予選会 結果報告

令和6年6月17日(月) 、上記大会が本庄総合公園体育館(カミケンシルクドーム)にて行われました。
このチームにおける初の県大会であり、チーム全員が絶対に勝ってやるぞという一心で臨みました。

まず驚いたのは、地区予選会場であった所沢市民体育館とは違った、やはり大きな会場。応援に観客の多さに、選手たちはとても圧倒されていました。
緊張もあったかもしれませんが、自分たちの試合になるとしっかり切り替え、前を見据えて試合へと入りました。
対戦相手は、所沢北高校と同じく地区予選から勝ち上がった草加高校です。このチームは春季大会こそ県大会へ出場しなかったものの、今までも何度も県大会に出場している常連校です。
試合前の練習でこそ声出しや動きが良かったものの、1セット目に入ってから、普段の練習での動きができませんでした。
相手のサーブに苦しめられ、スパイクに翻弄され、なかなか優勢に持ち込むことができません。しかし、この県大会に向けて練習してきた2枚ブロックが生き、ブロックで点数をとるシーンやワンタッチの切り返しから強打で決めきるシーンがありました。1セット目は11-25で草加に軍配が上がりました。
運命の2セット目、絶対に取り返してやるぞと意気込み、始まりました。こちらもサーブやスパイクで攻め、一進一退の攻防が続きます。しかし、やはりそこは経験の差が出てきて、徐々に草加がリードし始めます。なかなか追いつくことができず、このセットも12-25で草加高校が取り切りました。
結果として0-2のストレートで敗れはしたものの、県大会出場という目標を達成することができ、今までやってきたことが報われたことが何よりの喜びです。この経験はこの先、生徒たちの進路や人生に必ず生きてくることでしょう。
また、この先輩たちの姿をお手本に、1・2年生たちの新チームがスタートしていきます。ぜひまたこの大舞台に立たせてあげたいものです。

また、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援やご協力をいただき、ありがとうございました。引き続き、所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

【女子バレーボール部】令和6年度 高校総体西部支部予選会 結果報告

令和6年5月27日(月)、3年生にとって最後の大会であるインターハイ予選西部地区大会が所沢市民体育館で行われました。

私たち所沢北高校は1回戦で武蔵越生高校、2回戦で豊岡高校と対戦しました。

 

武蔵越生高校との試合では、全体を通してコート内の全員が積極的に声を出してボールを繋いだことで試合の流れを掴むことが出来ました。

1セット目は、サーブで相手を崩してチャンスボールを誘い、攻撃で点を取るという形が多く見られたセットでした。

特にレギュラー唯一の1年生カエのサービスエースにより連続して得点できたことも、1セット目を取ることが出来た大きな理由だったと思います。

2セット目は、ネット際のボールを落としてしまったり、相手のサーブを弾いてしまうなどのミスが続いてしまいました。

しかし、ピンチサーバーとして2年ノン、コト、ソラを起用して流れを変え、リベロ2年モモのAカットのおかげで攻撃に繋げることができました。

また会場が所沢北高校の隣だったこともあり、駆けつけて来てくださった先生方の応援で、2セット目も奪取することが出来ました。

1回戦は、私たち所沢北高校がストレートで白星を上げました。

 

2回戦、豊岡高校との試合。

この試合の勝者が県大会への切符を掴みます。

1セット目は序盤から2年生キイの連続サービスエースで得点を重ねていきました。

コースの打ち分けが得意な2年リンのスパイクが決定打となる場面も多かったです。

しかし、中盤になって相手エースの活躍で連続して得点を取られてしまいます。

そんな状況で、3年ユズのスパイクが相手の意表を突いて流れを変え、そのままの勢いでこのセットを取ることが出来ました。

2セット目は自分たちのミスが続いた試合でした。

5点以上の差がついてしまいましたがなんとか食らいつき、先にマッチポイントを取ることが出来ました。

しかし相手にデュースに持ち込まれ、ここから一進一退の攻防が続き、結果としてこのセットを落としてしまいます。

気持ちをリセットして迎えた3セット目。

このセットは2年レイのスパイクの緩急やサービスエースのおかげで先に20点台に乗り、相手との点差も大きく開くことが出来ました。

このまま勝利を掴むかと思いきや相手に2点差まで詰められてしまいます。

そんな中、3年ユズがテクニカルなスパイクを決めマッチポイントに。

そして、ユズのサーブが相手のミスに繋がり、フルセットの激闘の末、私たち所沢北高校が勝利を手にしました。

 

前回大会ではフルセットで負けてしまい、その悔しさをバネに練習を重ねたことがこのような結果に繋がり、本当に嬉しいです。

そして、応援に来てくださった先生方、保護者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

今私たちは3年ぶりの出場となる県大会に向けて、日々練習に励んでいます。

これからも所沢北高校女子バレーボール部をよろしくお願いします。

 

 

【女子バレーボール部】令和6年度 春季大会西部支部予選会 結果報告

令和6年4月20日(土)、春季大会が朝霞西高校にて行われました。私たち所沢北高等学校は狭山経済高等学校と対戦しました。

1セット目は互いに点を譲らず、互角の戦いでラリーが長いシーンが多く見られましたが、なんとか食らいついていくことが出来ました。相手のエースになるべく打たせないようにとチーム一丸となって狙うことが出来ていたため、攻撃で得点を重ねることが出来ました。結果として、1セット目を取ることが出来ました。

2セット目は1セット目とは反対にサーブカットが乱れてしまったり、3本目をなかなか決め切ることが出来ず、序盤から点差が開いてしまいました。なんとかして追いつきたいとサーブやスパイクで攻めましたが、相手のエースの攻撃になかなか対応しきれず、結果として自分たちのミスで落としてしまい、2セット目を取られてしまいました。

気持ちを切り替えて挑んだ勝負の3セット目でしたが、3本目のミスが続き、またしても序盤から点差が開いてしまいました。なんとか切りたいところでのサーブミスを含めた攻撃のミスが目立ったセットでした。また相手の攻撃が波に乗っていて、なかなか自分たちのペースに戻すことが出来ず、3セット目を取られてしまい、フルセットの上負けてしまいました。

今回は初戦敗退という結果に終わってしまいましたが、1月の新人戦から大きく成長することができたと実感出来る大会でした。 以前から課題になっていたサーブカットでは真ん中に上がることが多く、練習の成果が発揮できたと思います。一方で、決定打の少なさが課題に上がりました。 前後の揺さぶりや二段トスの攻撃、どんな場面でも攻撃することが出来れば、勝利が見えて来るのではないかと感じました。今回の大会で出た課題点を中心に、5月末に行われる高校総体に向けて準備していきたいと思います。

また、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援やご協力をいただき、ありがとうございました。引き続き、所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

【女子バレーボール部】令和5年度 新人大会西部支部予選会 結果報告

令和6年1月13日(土)、上記大会が坂戸高校にて行われました。本校女子バレー部は、ふじみ野・朝霞高校の合同チームとの対戦でした。

対戦相手のふじみ野・朝霞高校とは、日頃から頻繁に合同練習や練習試合をしていました。お互いに相手のことをよく知っている状態で、いかに狙いを突けるかが問われる試合だったと思います。

1セット目はラリーをすることはできていたものの、相手のカバー力や攻撃の決定力にはいまいち追いつけずにいました。点差が開き後半の12対20の局面で、ピンチサーバーとして1年生の曽田が入り、そのサーブ力とチームの粘り強さにより点差を3点差まで縮めることができました。この勢いのまま勝ち切ろうという気分が高まっていましたが、20対25で惜しくも敗れてしまいました。

2セット目では、1セット目と同様序盤での失点が目立ちました。ミスからの切り替えが難しかったのかもしれません。その後、雰囲気が変わって追いつきそうになっても追いつくところまではいけず、雰囲気の重要さが明確になったと思います。相手に崩され全力でスパイクを打つのは難しいとなった時、コースを狙う判断力も必要であると感じました。また、このセットでも後半では踏ん張ることができ、ピンチサーブからスパイクでの得点もすることができました。最後は17対25で敗れてしまいました。

試合の結果としては負けてしまい、ミスが目立つこともありましたが、選手たちは皆、力を最大限発揮できた良い、楽しい試合だったと感じることができました。それと共に、これからの試合に向けての改善点も改めて認識することもできました。この経験をしっかり活かせるように、チーム一丸となって頑張っていきたいと思います。

また、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援やご協力をいただき、ありがとうございました。引き続き、所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

【女子バレーボール部】令和5年度 選手権大会西部支部予選会 結果報告

令和5年10月28日(土)、上記大会が所沢中央高校にて行われました。本校女子バレー部は、第8シードの秋草学園高校と対戦しました。

1セット目は秋草学園の早い展開からの攻撃に苦戦しました。私たちのディグのポジションが後ろ気味だったこともあり、鋭角のスパイクを拾うことができず、多くの失点に繋がってしまいました。また、スパイクが上がりトスまで繋げることができたのに、三本目をミスしてしまうという場面が多く見受けられました。今までも三本目を返すことは課題としていたので悔しいミスとなってしまい、次の大会に向けて改善すべき課題点であると再認識しました。

2セット目は相手の攻撃に慣れてきた部分もあり、相手の攻撃から自分たちの攻撃へとラリーにつなげていくことができました。しかし、決定打に欠けるところがあり、なかなか点数に繋がることができませんでした。このセットも秋草学園に軍配が上がり、秋草学園に惜しくも敗れてしまいました。

しかし、この選手権大会に向けて練習を重ねたサーブカットは、試合において成果が発揮されたと思います。ほとんどのボールがコート内に残るようになっただけではなく、セッターの所へ上げられることも多くありました。

今回は初戦敗退という結果に終わってしまいましたが、この夏の成長が実感できた大会となりました。

また、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援やご協力をいただき、ありがとうございました。引き続き、所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

【女子バレーボール部】令和5年度 部活動体験について

 部活動体験を以下の日程で行います。

 

日時:令和5年7月26日(水)

 

時間:9時〜12時(当日は8時45分までにお越しください。)

 

場所:所沢北高校体育館

 

持ち物:シューズ、飲み物、着替え、タオル等

 


申し込みは以下のURLからお願いします。

        ↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdWAgfiMsIr7LCBGkLQ8zXnm_rL-XLY1AIIDJ0zArlDu-Kh_g/viewform?usp=sf_link

 

※ 入力ができるように設定を直しました。(7月18日17時)

【女子バレーボール部】令和5年度 高校総体西部支部予選会 結果報告

令和5年5月29日(月)、 上記大会が本校の隣に位置する所沢市民体育館にて行われました。3年生にとっては引退のかかるとても重要な大会でした。初戦の相手は富士見高校と対戦経験の無い未知の相手でしたが、2勝して県大会出場することを目標に全員が気合いを入れて試合に臨みました。


1セット目は序盤相手のサーブで崩されて連続失点になりましたが、タイム明け奥垣内の強いスパイクが決まり、相手の流れを切ることに成功しました。そこから、清水のサーブやスパイクで連続得点をしました。サーブミスはあったものの、山口がレシーブを上げ、對馬が安定してトスを上げ、打ちきり点に繋げられました。レシーブがしっかり上がって打ち返せていたことで、相手のミスも誘えていたと思います。1セット目は25対21で取りました。
2セット目は中野がコースを狙ったスパイクで点を取ることができましたが、相手の強いスパイクで崩され、失点する場面が何度もありました。自分達のペースを掴めず、2セット目は22対25で取られました。
3セット目は両チームにとって負けられないセットであったため、勝つ気持ちを充分に臨みました。相手のスパイクにだんだん慣れてボールが上がるようになり、攻撃で返すことができました。所沢北高校が先に13点目を取り、その後渡邊のサービスエースや奥垣内、大西のスパイク、全員で粘り強いプレーをして流れを掴み、相手と8点差をつけました。しかし、自分達のミスが重なり、相手のスパイクに苦しんだために点差が無くなりました。自分達が点を取っては相手に取られ、苦しい展開でしたが粘り強くラリーを続け、26対24と勝ち切りました。接戦を制せたことは本当に嬉しく、今までの練習でのプレッシャーが生きていたと選手たちは喜んでいました。目標であった“全員が声を出し笑顔でプレーする”ということが達成できた試合だったと思います。
 
そして運命の2試合目。シードで待ち構えている西武台高校との試合です。試合前の練習時から西武台高校は気合いが入っており、こちらも勝って県大会へ出場しようと、意気込んで試合を迎えました。
西武台高校はサーブが強く、全くボールを落としませんでした。所沢北高校も粘り強くボールを拾い、力強いスパイクを何度も叩き込みましたが、相手のレシーブを崩すことができませんでした。結果は0−2のストレート負けでした。
 
目標であった県大会へは出場できませんでしたが、最後まで選手たちは諦めず、全力を出し尽くしてくれました。1勝をすることができ、選手たちはより人間として大きく成長できたのではないでしょうか。やはり、これがバレーをする一番の意味だと思います。立派に成長した3年生たちは、胸を張ってこれからの受験へ臨んでくれることでしょう。現在は3年生が引退し、1・2年生たちの新チームで秋の選手権大会へ向けて練習に励んでいるところです。
 
また、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援やご協力をいただき、ありがとうございました。引き続き、所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

【女子バレーボール部】春季大会西部支部予選 結果報告

令和5年4月22日(土)、県立朝霞西高校にて上記大会が行われました。新入生を迎え入れ、新チームで臨んだ新年度最初の大会となります。初戦の相手は山村学園高校でした。


緊張の1セット目。公式戦ということもあり、普段通りの落ち着いたプレーをすることができませんでした。そのため、サーブやスパイクなど攻撃面でアウトのミスをしたり、相手コートを見て攻撃をすることができず、得点に繋げられないプレーが目立ちました。また、普段からの課題である声ですが、練習より大きな声は出せていたものの周りの声掛けが足りず、選手の間のボールがなかなか上がらず、惜しくも23-25で第一セットを落としてしまいました。
2セット目は1セット目の反省を活かして、相手のブロックを利用した攻撃や重点的に練習してきたフェイントを駆使して得点を重ねることができました。また、コースに打たれたボールも粘るプレーでなんとか繋いで相手コートに返すことができ、25-20で第2セットを取ることができました。
そして、最終3セット目。体力的に厳しい中、サーブやスパイクで選手の間のコースを狙われ、完全に相手の流れに。タイムアウトも虚しく、連続得点を許してしまいました。その後、なんとか奮闘するも自分たちのミスを減らすことができず、19-25で第3セットをとられ、負けてしまいました。


フルセットの戦いでしたが、体力面や技術面に課題の残る試合となりました。次の高校総体に向けて、さらに成長して迎えられるように、練習に臨んでいるところです。


また,この大会を通して,保護者の皆様におかれましても,たくさんのご声援やご協力をいただき,ありがとうございました。引き続き,所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

 

【女子バレーボール部】令和4年度 新人大会 結果報告

令和5年1月14日(土),15日(日),上記大会が県立坂戸高校にて行われました。
前回の選手権大会ではコロナの影響もありましたが,今大会は無事に全員で大会に臨むことができました。
 
初戦の筑波大坂戸戦では、1セット目25-22,2セット目25-18のストレートで勝ち,公式戦での今年度初勝利をあげました。序盤からサーブで相手を崩して、常にリードを保ち、良い流れを作ることができました。攻撃の形もしっかり作ることができ、日頃の練習の成果を十分発揮できた試合だったと思います。
 
2試合目は県大会常連校の市立川越高校と対戦しました。
最初は相手のスパイクに怯んでしまいましたが、互いに声を掛け合い,諦めずに最後まで戦い抜きました。結果はストレートで敗れましたが,すべての力を出し切れたと思います。
 
2日目は,第3試合目に県立川越女子高校との対戦でした。手強い相手に焦ってしまい,サーブレシーブやチャンスなどの基本的なレシーブのミスが続きました。結果は15-25,7-25のストレートで敗れ,連続失点をした時にどのように素早く修正するかという今後のチームの課題が見つかる試合になりました。
 
コロナ禍で依然として様々な影響がある中,選手たちは自分たちのできることをしようとしっかりと準備をしてきました。そして,このチームでは初めてとなる2日間の試合を戦い抜き,選手たちは心身ともに成長したことと思います。この良い流れを続け,新年度の春季大会ではさらに成長したチームになって挑んでくれると思います。
 
また,この大会を通して,保護者の皆様におかれましても,たくさんのご声援やご協力をいただき,ありがとうございました。引き続き,所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

【女子バレーボール部】令和4年度 高校総体 結果報告

令和4年5月30日(月),上記大会が本校の隣に位置する所沢市民体育館にて行われました。昨年,今大会で県大会の出場を決めており,2年連続出場をかけて,皆が意気込んだ試合でした。相手はふじみ野高校。県大会出場有力な強豪相手ですが,自分たちを信じ,必ず勝つと意気込んで大会へ臨みました。
 
1セット目の序盤は,普段練習しない大きな体育館,大会の雰囲気で選手は緊張しており,なかなか相手のサーブを切ることができませんでした。一時は7点ビハインド,相手の流れを止めることができません。しかし,2年生のMB大西のスパイクや,OP清水のサーブなどで,徐々にペースを取り戻し始めます。そろそろ強烈な1点が欲しいと思う中盤,キャプテン兼OH神瀬がしっかりとスパイクを決めてくれました。この瞬間のガッツポーズや,チームみんなの喜ぶ姿は忘れられません。それに追従するように,3年生のMB石井も,しっかりとスパイクで点を取ってくれました。また,10-18の局面で,相手がサーブ順のミスをし試合が止まり,11-17から試合再開するというハプニングもありました。結果として12-25で1セット目を落とします。

 


 
運命の2セット目。絶対に落とせないセットです。2年生OH奥垣内のサービスエースから始まり,幸先の良いスタートとなりました。しかし,そこからふじみ野ペースに戻されてしまいます。途中,キャプテン神瀬のブロック,MB石井のレシーブ,セッター益田のトスで繋いで点数を取るというシーンがありました。3年生全員が関わるという素晴らしいシーンです。高校からバレーを始めた石井が素晴らしいレシーブをすることで,チームみんなが沸いた瞬間でした。益田のどんなボールでも繋ぐという姿勢は,チームみんなを奮起させたことでしょう。その後,キャプテン神瀬のスパイクやサーブで徐々に勢いをつけ始めます。また,2年生のMB中野がピンチサーバー,山口がリベロとして試合に入り,華々しい公式戦デビューをしました。前顧問の田口先生も応援に来てくださり,チームみんなが安心して試合できたことでしょう。奮闘するも,10-25で2セット目を落とします。
 

 

 


惜しくも県大会出場は逃しましたが,一人一人ができることややるべきことをやり,チーム全員が関われた試合となりました。この経験を,次世代の2年生たちがきっと繋いでくれることでしょう。
そして,人数が少ない中,3年生は最後まで頑張ってくれました。現在は1,2年生へとバトンを渡していますが,この3年生が繋いでくれたものはたくさんあるはずです。“繋ぐ”ことこそ,バレーボールです。
 
また,この大会を通して,保護者の方々や学校関係者の皆様におかれましても,たくさんのご声援やご協力をいただき,ありがとうございました。引き続き,所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

【女子バレー部】令和3年度 新人大会 結果報告

令和4年1月15日(土),上記大会が県立坂戸高校にて行われました。昨年に引き続き,再び新型コロナウイルスが蔓延してきている中,2年ぶりとなる今大会となります。感染防止対策を徹底しながら,大会が行われました。

 

相手は川越初雁高校。選手権大会でも代表決定戦を最後まで戦い抜いた強者です。練習してきた成果や持てる力を全て出し切ろうとみな力強く大会に臨みました。

1セット目は途中6点差まで離されましたが,サイドからキャプテン神瀬,1年奥垣内,ミドルの石井,大西が攻め込みます。しかし,さすが川越初雁。所沢北の攻めに対しても,粘り強く食らいついてきます。最後はそのまま逃げ切られてしまい,20-25で1セット目を落とします。

 

 

 

2セット目は序盤の立ち上がり,初雁のサーブをなかなか切ることができませんでした。1セット目の勢いに乗りたい所でしたが,自分たちのミスも続き,6点ビハインドのスタートとなってしまいました。その後も流れに乗った初雁は1セット目同様,なかなかボールを落とさず,エースの攻撃を止めることができませんでした。こちらもライト清水がレシーブで繋ぎ,セッター益田が懸命にトスを上げ,途中ピンチの場面ではリベロ山口が相手の流れを切ってくれました。しかし,序盤の点差が響き,このセットも15-25で落とします。

 

 

 

この半年でチーム状況も大きく変わりました。文字通り新人戦となった今大会ですが,選手たちは自分たちのできることをしようとしっかりと準備をしてきました。まだまだ公式戦での勝利にはつながっていませんが,新年度では気持ちも技術もより成長した選手たちになって大会を迎えてくれると思います。

 

また,この大会を通して,保護者の皆様におかれましても,たくさんのご声援やご協力をいただき,ありがとうございました。引き続き,所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

【女子バレー部】令和3年度 選手権大会西部支部予選会 報告

10月23日(土)、選手権大会西部支部予選会が行われました。3年生が引退し、2年生と1年生主体のチームとなってから初めての大会となります。また、このコロナ禍で練習や試合があまりできていない中、本校では前日まで中間考査という忙しいスケジュールでした。不安はあるものの、自分たちがやってきたことを信じて力を出し切ろうと、チームみんなで意気込んで大会に臨みました。
 


結果は0-2のストレート負けでした。途中、行川のブロックや中山のスパイクで流れを引き寄せるシーンもありましたが、大会の雰囲気や相手のサーブに圧倒され、自分たちのペースに持っていくことができませんでした。
全体として、試合経験の少なさや課題の見えてくる悔しい敗戦となってしまいました。この敗戦をバネに、これからまたチームみんなで力をつけていきたいと思います。コロナに負けず自分に負けず、来年に行われる次の新人大会に向けて精進していきたいと思います。
また、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援・ご協力をいただき、ありがとうございました。引き続き、所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

【女子バレー部】部活動体験

7月26日(月)、本校において中学生が来校しての部活動体験が行われました。このHPであらかじめ告知していたこともあり、16名という多数の中学生たちが体験に来てくれました。中学校で経験している生徒はもちろん、高校からバレーボールを始めたいと思っている生徒たちも来てくれました。喜ばしいことに、普段の倍以上の人数で体育館が賑わっていました。本校の生徒たちも、コロナウイルス感染症対策を徹底しながら、積極的に中学生たちに話しかけたり、技術指導をしてくれました。また、このような中学生との交流も本校生徒にとっては新鮮であり、とても貴重な経験になったのではないでしょうか。

 

 


これから受験期を迎えるであろう中学生や保護者の皆様、お忙しい中ご来校いただき、ありがとうございました。この体験が、少しでも今後の学校選びやバレーボールに対しての意欲につながってもらえると幸いです。
 

 


加えてになりますが、現在、3年生が引退して1・2年生の新チームで活動しています。部長兼ゲームキャプテン:神瀬(2年)、副部長:澤田(2年)が新たにチームを牽引しています。今まで支えてきてくれた3年生がいない現在ですが、挨拶を忘れず、顧問・生徒ともに切磋琢磨しております。この夏を乗り越えて立派なチームに成長できるよう精進して参りますので、今後とも、本校女子バレー部をよろしくお願いいたします。

【女子バレー部】高校総体県予選会 報告

6月15日(火)、深谷市総合体育館にて、上記大会が行われました。大会はまだ実施している最中ですが、本校女子バレー部の報告になります。

 

所沢北高校の試合は第3試合目でした。遠方であり、このチームで初めての県大会だったため、向かっている最中でも様々な思いがあったのではないでしょうか。私は役員として先に会場入りし、チームが到着するのを待っていました。

 

会場で合流し、改めて県大会に来たと、みな感慨深く感じていたことと思います。初めての会場、チームや選手の多さ、体育館の広さ、どれをとっても新鮮だったことと思います。この場に来られたことを、とても嬉しく感じていたことでしょう。3年のマネージャー竹内も、試合の準備万端と、頼もしい限りでした。

 

第2試合が終わり、第3試合である所北と春日部女子の練習が始まります。みな最初は少し緊張しているようでした。それもそのはず、体育館は大きく、今まで練習試合や地区予選で慣れていた会場とは雰囲気や会場の広さが違います。今までよりも声も視野もプレーも大きくすることが求められます。

 

そして、試合開始です。全ての想いをぶつけるべく、試合に臨みました。スタメンは地区予選同様、セッター岩崎、ミドル坂本・澤田、サイド小橋・中山・神瀬です。“まずはサーブで攻めよう”と、チームで練習してきました。その甲斐もあってか、スタートは順調でした。練習してきたサーブや、坂本・小橋の強気のスパイクが相手に突き刺さります。岩崎も安定したトスやサーブでチームに貢献します。しっかりと練習してきたブロックも上手に機能し、澤田や神瀬の安定したレシーブもチームを救ってくれました。中山もフェイントなどのこぼれ球をしっかり拾ってくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一進一退の攻防が続きます。相手もなかなか諦めようとはしません。お互いに粘りを見せていました。なかなかこちらのリードに持ち込むことができません。序盤、相手にリードを許してしまいました。こちらもさまざまな攻撃で応戦するも、終始点差を埋めることができませんでした。苦しい場面でしたが、中盤、神瀬のサーブが光ります。残り1点差というところまで追いつき、相手を苦しめます。さらに進撃は続き、坂本が攻撃を決めた時のガッツポーズは忘れられません。所沢北に坂本あり、そういう頼もしいプレイングでした。小橋のインナースパイクも切れ味が素晴らしかったです。終盤、こちらの諦めない姿勢で、20対19とリードします。お互い20点台の接戦です。澤田も強気のスパイクで点数をとります。しかし、最後は相手の粘りに負け、22―25で1セット目を落とします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

“まだ終わっていない、次のセットこそは取ってやる”と、みな気持ちを切り替えていました。ここがチームで一番成長した部分だと感じています。また、応援やベンチにいる選手、マネージャー竹内の支えがあり、みな安心して次のセットへ臨みました。

 

2セット目が始まりました。序盤、相手コートの空いている部分を見つけて攻める攻撃で、リードをします。1セット目以上に声や元気を出して、応戦します。坂本や中山の声も響き渡っていました。岩崎の丁寧なトスでリズムを取り戻します。澤田のブロックが相手を苦しめ、たまらず相手もタイムアウトを取りました。しかし、相手もそこから息を吹き返したようでした。所北のサーブカットが乱れてしまうなど、徐々にリズムが崩れ始めます。相手にリードを許し、なかなか点差を縮めることができません。中盤では10−15と、相手のペースに飲まれてしまいます。しかし、そこで諦めたりはしないのがチーム所北です。坂本がみんなを鼓舞し、なんとか巻き返そうと引っ張ります。みなもそれに奮起し、攻撃の手を緩めることはありませんでした。しかし、最後まで点差は縮まらず、18―25で試合を終えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春日部女子高校はやはり手強い相手でしたが、所北の選手も、最後まで諦めずによく戦ったと思います。この高校総体で3年生は引退となりますが、有終の美を飾ることができたのではないでしょうか。そして、この舞台を経験したことで、2年生・1年生もより大きなステージを目指したいと思ったのではないでしょうか。先輩たちの姿を見て、後輩たちのさらなる成長を期待しています。新チームは2年生6名、1年生7名で、これからまた精進していきたいと思います。

 

 

 

最後になりますが、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援・ご協力をいただき、ありがとうございました。このチームで初めての県大会でしたが、選手たちは自信を持って立派に戦っていたと思います。引き続き、所沢北高校女子バレーボール部をよろしくお願いいたします。