日誌

地球科学部だより

冬の天体観測(地球科学部)

2026年1月23日の放課後から24日の朝にかけて学校の屋上にて天体観測を行った。当日はほとんど雲がなく、過去の天体観測に比べ、かなりスムーズに星や銀河を観測することができた。特に今回の天体観測では目視では確認しにくいアンドロメダ銀河M31や、オリオン大星雲M42、子持ち銀河M51、ソンブレロ銀河M104などを観測できた。
オリオン大星雲M42は地球から約1300光年離れており、内部ではガスやちりが集まることで新たな星が誕生している。アンドロメダ銀河M31は地球から約230万光年離れている渦巻銀河で、私たちの天の川銀河とよく似た構造をしている。子持ち銀河M51は近くに小さな銀河を連れていることから名がついた渦巻銀河であり、地球から約2300万光年離れている。ソンブレロ銀河M104はソンブレロという帽子のような形をしていることから名がつき、地球から約2900万光年離れている。
写真:M42、M31、M51、M104

 

アンドロメダ銀河M31   オリオン大星雲M42

  

子持ち銀河M51            ソンブレロ銀河M104

  

【地球科学部】秋の天体観測

2025年11月13日から翌日にかけて天体観測を行った。連日晴れが続いたが、運の悪いことに当日は曇天模様。しかし、雲と雲の隙間から秋を代表する星、星座、星団を観測することができた。日も短くなってきた11月の夜は気温が一桁、部員は厳しい寒さと闘いながらも厚手の服を着込み、それぞれが粘り強く観望した。その甲斐もあり、オリオン座、ぎょしゃ座などの秋を代表する星座を撮影できた。オリオン座は、砂時計のような形に真ん中の3つに並んだ星が特徴。ぎょしゃ座は、秋の空に一段と明るく輝くカペラが目印だ。部員の中には4時頃まで粘って観測を続けた者もいて、それぞれが満足のいく天体観測にできた。(部員)

写真:オリオン座・ぎょしゃ座

【地球科学部】8月所沢市星空フェスティバル ブース参加

2025年8月9日、所沢市星空フェスティバルに地球科学部が参加しました。伝統的に続けてきた活動ですが、コロナ禍で一時中断して以来、久しぶりの復帰です。今回は有志4名が「日時計づくり」をテーマにブースを展開。70名を超える来場者が影を使って時間を読む仕組みに挑戦し、アナログならではの正確さに驚きの声があがりました。デジタル全盛の今だからこそ、自然の力を体感する貴重な機会となりました。所沢高校、所沢中央高校等も参加しており、他校の取り組み、ブースを見るのも楽しかったです。忙しくて大変だったけれど、こどもたちが大勢参加してくれて嬉しかったです! (部員)

  

【地球科学部】7月 夏季合宿 長野県野辺山

2025年7月29日から2泊3日で、長野県南牧村で合宿を行いました。2日目は長野県伊那郡大鹿村の中央構造線博物館や中央構造線の露頭を訪れ、地殻変動そして川が形作るダイナミックな地質の動き、変化を実感しました。野辺山の宇宙電波観測所では、宇宙線を長年測定し続ける研究の偉大さや満天の星の壮大さに感動。しかし滞在予定時間が短すぎました。1時間以上は必要でした。
星空観察は2晩ともに雲1つない、満点の星を堪能しました。1,2年生それぞれが星空を眺めたり天体写真の撮影を試みたり、自分なりの発見を楽しみました。事前学習は、部員が分担して地質や星に関するレクチャーを行っています。

黒曜石が出る麦草峠頂上の巨大な岩々、と部員 国立天文台 野辺山宇宙電波観測所 1番大きい45m電波望遠鏡はメンテナンス中でした。

宿の屋上から見た星空

木星

【地球科学部】4・5月新入生歓迎行事 (地学巡検&天体観測)

地球科学部の興味の対象として、主に天空(天体)または足元(地質)があります。部員もどちらかというとこっち、というように、興味関心が分かれているのがおもしろいですね。さて、2025年4月26日に新入部員との親睦を目的として、総勢40名で仏子駅から入間川沿にある仏子層や、蛇糞石を観察するなど地学巡検を行いました。続けて、5月3日の夜中から、4日の午前2時まで本校の屋上で天体観測を行いました。途中雲が出てきましたが、その雲が抜ける隙間をぬって、星を観測しようという強者もいて、存分に星を堪能しました。しかし、本校の近隣に病院がそびえており、併設している市の運動公園の照明が夜遅くまで点灯しているため、天体観測には決して条件のよい場所ではありません。観測が終わったら、みな数教室に分かれて、寝袋に入ってごろりと就寝しました。固い床をものともせず。望遠鏡の使い方を3年生から教えてもらったり、目当ての星を観察したり・・・クラーク記念国際高校

           

鉄橋下の入間川で数千万年前の木材化石の観察中。菜の花も美しかった。

  

天体観測の準備中。望遠鏡の光軸合わせをするなど調整しています。

  

屋上から撮影した月

屋上から撮影したM13(へルクレス座にある球状星団)

春の天体観測

 3/25(火)に春の天体観測を行った。今回は8:30までの観測会である。ここ数日の暑さのため夜になっても気温があまり下がらず快適であった。
 冬から春の星座と木星や火星が観測対象で、生徒は個々の技量に応じて観望、写真撮影を行った。また晴れていたのだが、黄砂の影響で星の見え方は良くなくオリオン座の三ツ星が何とか見えたほか、北斗七星はの確認は難しかった。写真は電視観望によるオリオンの大星雲、ボーデの銀河(M81)、葉巻銀河(M82)である。

春の地質巡検

 3/22(土)に春の地質巡検を秩父で行った。皆野駅に集合、天然記念物の前原の不整合を見学し、すぐそばの郷平橋下で化石採取を予定していたが川の水量が多く断念する。栗谷瀬橋を渡り、蛇紋岩露出地で昼食と採集を行い、国会議事堂に使われる鳩糞石を見る。昼すぎに気温は23度になり春を越えた暑さになる。最後にこれも天然記念物の紅簾石片岩露頭を見学する。親鼻駅まで歩き解散する。

地球科学部_部誌作成24

 今年も3年の卒業に合わせて部誌を作った。内容は次のものである。表紙、目次&年譜、活動報告(春の地質巡検、春の天体観測会、新入生歓迎会巡検、新入生歓迎終夜観測、夏合宿:地質編、夏合宿:天体観測編、文化祭、中秋の名月観測、秋の終夜観測、秋の地質巡検、新年会、冬の天体観測)、所沢北高校地球科学部の変遷-地質編-、他己紹介(部員紹介)、裏表紙である。また昨年企画して好評だった缶バッチ作成を行った。今年度も新入生が15人入り、昨年にも増して大所帯となり、地質見学の場所設定や観測会企画また普段の活動などに工夫が必要な1年であった。

クリスマスイブの天体観測

 クリスマスイブの夜、地球科学部では惑星観望会を行った。冬らしい寒さだったが風もあまりなく快晴で条件は良かった。半月状になった金星、環がさらに細くなった土星そして衝に近い木星を全員で観望、写真撮影をした。驚いたことがひとつ、多数の人工衛星が点々と一列に並ぶ光の列があらわれ、それがゆっくりと夜空を横切るのを見ました。初めて見たので何かわからなかったのですがイーロンマスクが打ち上げたスターリンク衛星でした。これは無線高速インターネットのために多数の衛星を一度に同一高度に打ち上げるため、打ち上げ後数日は地上からは光の列として移動するのがみられるもので、トレインとよばれます。イブの夜ちょっともうかったはなしです。

秋の地質巡検

 11月23日に秋の荒川で地質巡検を行った。東武東上線鉢形駅に集合、駅のある段丘面から現河床に下り、はじめに立ヶ瀬河原の滑走斜面の砂礫の堆積場所で砂金採集を行った。成果はあまりなかったが帰ってから確認をする予定である。食事のあと周囲の岩石を調べ、川の博物館に向かう。荒川をテーマにした博物館で一般展示のほか大規模水害の特別展や大水車の見学をした。最後に鉢形駅まで歩いて解散した。