国際交流2024

ニュージーランド研修 現地活動報告 Vol.14

Day 14 August 6(Tue.), 2024

早朝にホテルを出発し、先程無事に帰国しました。

事前研修を含め、この2週間の研修で、ニュージーランドについて多くのことを学び、経験し、小学生からお年寄りの方々まで様々な年齢層のたくさんの人々と交流することが出来ました。

大雪による通行止めによって、残念ながらTekapoへの自然体験学習は中止となってしまいました。

しかしながら、アッシュバートン・カレッジのコーディネーターはぎりぎりまで実施の可能性を探ってくださいましたし、不可能と判断した後にも、すぐにバスを手配し、代わりの体験施設を予約してくださいました。

その中で実施した体験研修は、これまでにない経験となり、生徒たちにとって大変有意義で満足のいくものだったと確信しています。

この研修が大きな成果をもって無事に終了することが出来たことは、実り多い研修プログラムをコーディネートしてくださった、姉妹校のコーディネーターの先生方や、スタッフの皆様、ホストファミリーやバディの生徒のご助力のおかげと深く感謝しております。

また、今回の研修を支えてくださった旅行会社を始め関係の皆様にも大変お世話になりました。

改めて感謝を申し上げ、アッシュバートン便りを終えたいと思います。

 

ニュージーランド研修 現地活動報告 Vol.13

Day 13 August 5(Mon.), 2024

最終日のアッシュバートンは晴れ。

朝の気温は-1℃まで下がりました。

そんな中ホストファミリーと共に学校に集合しました。

いよいよ別れの時です。

別れを惜しんで何度もハグをする姿、家族全員で写真を撮る姿、寂しさが込み上げ涙する姿があります。

最後まで感謝の気持ちが溢れます。

この2週間、たくさんの英語を使いましたが、一番多く口にしたのは、やはりThank youという言葉だったのではないでしょうか。

バスが発車してからも、お互いの姿が見えなくなるまで手を振り続けていました。

一面雪に覆われたMt.Huttと、カンタベリー平野にも別れを告げ、国内線に乗りオークランドへ移動しました。

最高気温は14℃。

北島のため、Ashburtonよりも暖かく感じました。

ここでは班別自由行動をしました。

フードコートでそれぞれ食事を済ませ、街へと向かいました。

ニュージーランド一番の大都会オークランドには、多くのお店や土産店があります。

みな限られた時間の中で景色を堪能したり、お土産を買ったりしていました。

夜には日本食を頂きました。

美味しい鉄板焼き料理や、久しぶりの味噌汁の味にホッとしている様子です。

2週間の研修の思い出を振り返り、最後まで会話が弾みます。

食事の最後にはリーダーの掛け声で、カンタベリー大学で習った“手締め”で、研修の成功を祝いました。

オークランドは3軒に1軒がヨットを所有する程海上交通が栄える港町です。

帰り道には、そのベイサイドを歩き、ライトアップされたオークランドの街並みをみんなで目に焼き付けました。

いよいよ、帰国の途につきます。

お土産はスーツケースに入りきるでしょうか。

ニュージーランド研修 現地活動報告 Vol.12

Day 12 August 4(Sun.), 2024

最終日、気温は-2℃まで下がりましたが、日中は晴れて、最高気温は8℃まで上がりました。

いよいよホストファミリーと過ごす最後の夜になってしまいました。お家でゆっくり食卓を囲んだり、お出かけして外で普段とは違うご飯を楽しんだり、過ごし方は家庭ごとに異なりますが、最後の食事をみんなで楽しんでいることと思います。

明日朝アッシュバートンカレッジに集合し、いよいよホストファミリーともお別れです。

生徒たちは、荷造りにいそしみながら、あっという間に過ぎた2週間の思い出を振り返っているんでいることでしょう。

今年で29年目となる相互の交流。

この研修で得たホストファミリーや仲間との絆、学んだことをぜひこれからも大切にして欲しいと思います。

 

↑クライストチャーチのフードコート

↑ラカイアという隣町のアイコン

ニュージーランド研修 現地活動報告 Vol.11

Day 11 August 3(Sat.), 2024

アッシュバートンでの最後の週末、初日の土曜日は晴れ。

最高気温は9℃、最低は-5℃。朝は霜が降り、車のガラスが凍るほどの寒さでした。

気温はあまり上がらなかったものの、日差しが温かく、お出かけ日和だったので、ホストファミリーと近郊の町に出かけた生徒たちも多かったのではないかと思います。

ニュースではパリオリンピックでのニュージーランド選手のメダル獲得の話題で盛り上がっています。

ホストファミリーと共にパリオリンピックの行方を見守っている生徒も多いかと思います。

ニュージーランドで過ごす最後の週末、残り少ない“家族”との時間を大切に過ごしてもらえたらと思います。

↑アッシュバートン郊外

↑アッシュバートンの公園

 

ニュージーランド研修 現地活動報告 Vol.10

Day 10 August 2(Fri.), 2024

今日のアッシュバートンは、曇り時々晴れ。

最高気温は10℃、最低気温は-4℃まで下がった、非常に寒い一日となりました。

今日は、この研修最後にして最大の訪問となる小学校訪問でした。

朝、アッシュバートンカレッジの正門前で集まり、アッシュバートンカレッジの車でTinwald school (ティンワルド・スクール)に向かいました。

Tinwald school に到着すると、ホールに通され、小学生が歌と踊りで迎えてくれました。

所北の生徒も、リーダーがスピーチした後、校歌、カントリーロードを披露しました。

その後は、グループごとに、事前研修で準備してきた日本文化の紹介を行いました。

今年度は、Tinwald school の先生方が、高学年の子供達と活動できるように調整してくださり、一つのクラスに2グループが入る形だったため、戸惑うところもありましたが、教室内で上手く二つに分かれて、それぞれ準備してきた成果を発揮していました。

グループ1は、"お祭り"がテーマです。

屋台で買うようなお面をイメージして、子供達それぞれに色を塗ってもらいました。

作ったお面を着けて、お祭りの屋台で見られる、射的や輪投げについて説明し、実際に体験しました。

子供達は列に並び、自分の順番がくると、楽しそうに的を狙っていました。

的に輪を入れられたり、的を倒せたりした子にはステッカーをプレゼントしました。

グループ2は、"かるた"がテーマです。

かるたとは何かを説明した後、アルファベット版のかるたに色を塗ってもらって札を完成させました。

その後、2つの小さなグループに分かれ、かるたでゲームに挑戦しました。

所北の生徒達が読んだ札を子供達が取るという形で、子供達は、札が読まれるまでは手を頭に置いておくというルールに従ってかわいい姿を見せながら、熱戦を繰り広げていました。

 

 グループ3は、"紙相撲"がテーマです。

まずはクイズで相撲について子ども達に教えていました。

その後、紙相撲について、デモンストレーションも交えながら説明しました。

子供達は、紙相撲とは何かを学んだ後、自分だけの"力士"を作るために色付けし、2人ずつのペアになって紙相撲で戦いました。

熱中して、相手を変えながら何度も挑戦する子供達も多くいました。

 

グループ4は、"すごろく"がテーマです。

日本で準備してきた、大きなすごろく盤を使って、止まった場所ごとに、日本の四季や、年中行事について、クイズを出したり、物を作ったりして紹介しました。

特に、折り紙で兜を作ったり、節分の紹介で、所北の生徒の1人が鬼のお面を着けて、豆まきについて実演した時には、子供達は楽しそうに参加していました。

最後には、みんなで鬼のお面に色を付けて、身に着けて写真を撮りました。

 

グループ5は、"こま"がテーマです。

まずは、所北の生徒が日本の伝統的な紐を使ったこまを回してみせます。

上手く回ると、子供達から驚きの声が上がりました。

その後、所北の生徒が一つ一つ手順を説明しながら折り紙でこまを作りました。

折り方が難しく、時間はかかってしまいましたが、自分だけのこまを作ることのできた子供達は嬉しそうに、何度も自分のこまを回していました。

 

グループ6は、"福笑い"がテーマです。

日本のお正月には、いくつかの伝統的な遊びがあることを紹介した後、目隠しをした所北の生徒が福笑いをデモンストレーションして、遊び方を説明します。

子供達にやってもらう時には、ポケモンやディズニーなど馴染みのあるキャラクターの顔を使ったので、子供達にとっては、より親しみやすく、時には友達におかしな顔を作らせたりしながら楽しんでいました。

 

どのグループも、時には英語で説明するのに苦労しつつ、用意してきた体験で子供達が楽しんでくれている様子を見て、自然と笑顔になっていました。

休憩時間には、子供達と一緒に校庭で走り回る生徒達もいました。

午後はアッシュバートンカレッジに戻って、最後の授業参加でした。

授業の合間に迎えにきてくれたバディと共に授業に向かいました。

授業の様子にだいぶ慣れた所で最後となってしまい、時間の経過の速さを感じます。

明日からは、ホストファミリーと過ごす最後の週末です。ニュージーランドの"家族"と共に、心残りのないように、たくさん話して、多くの思い出を作ってもらいたいと思います。

ニュージーランド研修 現地活動報告 Vol.9

Day 9 August 1(Thu.), 2024

今日はクライストチャーチで自然体験学習を行いました。

クライストチャーチは時折薄日も差しましたが一日曇り。

最高気温は7℃、最低気温は0℃まで下がりました。

行きのバス車内では、夜のThank you & Farewell partyに向けて歌をみんなで練習しました。

まず到着したのはSumner Beachです。

バスを降りて、みんなで浜辺を歩き、自然観察をしました。

ちょうど干潮の時間帯だったようで、広い砂浜で写真を撮ったり、貝殻をひろったりしながら進み、その先では岩場にアザラシを見ることができました。

バスに戻る途中、Ashburton Collegeのアレンジでみんなでアイスクリームを食べました。

ニュージーランドのアイスクリーム消費量は世界一(2023年度一人当たり20.1L)だそうです。

多くのフレーバーがあり、みんな好きなフレーバーを注文しました。

ニュージーランドらしい、ホーキーポーキーやレインボーを食べている生徒もいました。

その後、バスでNorthlands mallというショッピングモールでお昼ご飯でした。

午前中のお散歩に時間を使ってしまい、慌ただしい中ではありましたが、ラーメンなどの日本食やカレー、韓国料理などをフードコートで買って、食べた生徒が多かったようです。

午後は、International Antarctic Center(国際南極センター) で南極の環境や、生物、ニュージーランド固有種のペンギンの保護などについてレクチャーを受け、体験学習を行いました。

まずはHugglandという、南極で使われる雪上車の乗車体験です。

南極で走っている様子を再現するため、でこぼこ道や急坂、傾斜のキツい道や水深のあるコースが用意されています。

乗っている間もシートベルトと吊り革が必須でした。

その後、センターの方から説明を受けながら、南極の地形、気温や風などの様子やペンギンなどの生態系、地球温暖化との関連などを学んでいきます。

体験をできる場所も多くあり、特に、南極の気温を体験できる部屋では、-8℃という気温の中で強い風が吹くと体感温度がどうなるのか、体感することができました。

楽しみながら多くのことを学ぶことのできる施設でした。

クライストチャーチから戻った後は、アッシュバートンカレッジのスタッフルームを借りて、Thank you & Farewell partyです。

生徒達とホストファミリーが集まり、ポットラック形式で各家庭が一品ずつ持ってきた食事を楽しみながら、ホームステイを受け入れてくれたことへの感謝を表します。

まずは、アッシュバートンカレッジの校長先生からお言葉をいただき、1人ずつ修了証をいただきます。

その後みんなで食事を楽しんでから、所北の生徒達が感謝を込めてパフォーマンスをしました。

リーダーが感謝の気持ちをスピーチで述べた時には、彼女も感極まって涙を見せていました。

その後、校歌とカントリーロードをアカペラで歌いました。

気持ちのこもった、大きな声で歌っていました。

デザートをいただいた後には、みんなで大きな円になり手を取り合って、蛍の光(Auld lang syne)を歌いました。

多くの笑顔が溢れて、色んなところで写真を撮っている、良いパーティでした。

早いもので、もうお別れの準備とも言えるThank you & Farewell partyも終わってしまいました。

明日は小学校を訪問します。

事前学習でも、準備のために多くの時間をかけた訪問ですので、ぜひその成果を発揮してもらいたいと思います。

そして午後はAshburton Collegeでの最後の授業に参加します。

ニュージーランド研修 現地活動報告 Vol.8

Day 8 July 31(Wed.), 2024

最高気温7℃、最低気温1℃。

朝から雨が降ったりやんだりして、寒い一日でした。

今日は午前中、ローズバンク(Rosebank)を訪問しました。

ローズバンクは1992年に設立された、お年寄りが医療を受けながら安心して暮らせる施設です。

アッシュバートンカレッジの先生が用意してくれた部屋に全員集合した後、徒歩でローズバンクへ向かいます。

運よく晴れ間となったタイミングがあったので、アッシュバートンカレッジの門とローズバンクの入り口で集合写真を撮ることができました。

ローズバンクに到着すると、大きな憩いの場に案内され、30人程のお年寄りが笑顔で迎えてくださいました。

部屋には、パリオリンピックを応援する飾りと共に、今まで本校が贈った日本のお土産が大切に飾ってありました。

本校との長いつながりを感じます。

始めに、部屋の前方に並んでピアノの伴奏と共に校歌とカントリーロードを歌いました。

事前研修以来、なかなか練習できるタイミングがない中での披露となりましたが、大きな声で良く歌ってくれて、聞いていた入居者の皆さんからも暖かな拍手をいただくことができました。

次にそれぞれ入居者のもとへ行き、英語で会話をし、用意してきた折り紙やトランプを使って交流しました。

お年寄りの視線に合わせて腰を下ろし、手を握りながら会話を楽しんだり、一生懸命に折り紙を教えたりしていました。

入居者の皆さんもとても楽しそうで、生徒と一緒に折った折り紙を大切そうに持っていたり、紙飛行機を飛ばしてみる姿を見たりすることができました。

あっという間にお別れの時間となり、最後の曲「蛍の光」(英語名Auld Lang Syne)を歌う時が来ました。

お年寄りと目を合わせ、手と手をとり合い大きな輪を作ります。

ピアノの伴奏に合わせて所北の生徒は日本語で、ローズバンクの皆さんは英語での大合唱となりました。

言葉や世代を超えて交流することができた、忘れがたい素晴らしい経験になりました。

その後、学校に戻り、バディと共に3~5時間目の授業に参加しました。

昼休みには、アッシュバートンカレッジの生徒が企画してくれた集まりに多くの生徒が参加し、バレー ボールをした後、チップスランチを楽しんでいました。

明日は大雪のため訪問できなかったTekapoの代わりに、クライストチャーチ近郊で自然体験学習に臨みます。

Tekapoを訪問できないことに残念そうな声も上がりましたが、アッシュバートンカレッジの方々が所北の生徒たちにニュージーランドでしか体験できないことを代案として考えてくれたことに感謝の言葉を口にしていました。

予定は変わってしまいましたが、明日の体験も目いっぱい楽しんで、新たなことを学んでくれることを願います。

 

ニュージーランド研修 現地活動報告 Vol.7

Day 7 July 30(Tue.), 2024

早くも研修が始まって一週間です。

今日のアッシュバートンは朝から一日中、雨。

時折強く降り、みぞれも交じり寒い一日でした。

最高気温は9℃、最低気温は3℃。

残念ながら計画していたTekapoでの自然体験学習は大雪のため中止となりました。

今日は朝から1日アッシュバートンカレッジで授業を受けました。

ホストブラザー/シスターまたはスクールバディと一緒の授業に参加しました。

 朝、雨の中、学校に登校した生徒たちは、それぞれ一緒に過ごす生徒と合流し、授業に向かいます。

ニュージーランドでは、雨であっても傘を差さずに外を歩く人の姿が多く見られます。

今日も雨風が強い時間帯もあり、所北の生徒たちはみんな傘を差していましたが、アッシュバートンの生徒たちはほとんど傘を差していませんでした。

先週の金曜日以来の学校での授業でしたが、その時よりも授業になじんでいる様子も見ることができました。

中には、金曜日と同じ科目を受け、前回よりも何をやっているかわかる、と話す生徒もいました。

その一方で、やはり英語で科目の内容を理解することが難しく、バディの隣で、アッシュバートンの国際交流担当の先生が用意してくださった課題に取り組む生徒もいました。

日本語の授業では、所北の生徒たちが、流行りの言葉(“インスタ映え”、“やばい”など)の意味や使う場面をアッシュバートンの生徒たちに説明したり、日本の文化やアニメなどに関するクイズにグループ対抗戦で臨んだりしました。

日本のことがテーマということで、楽しみながら英語でコミュニケーションをとっていました。

明日は午前中にローズバンク(Rosebank)を訪問しお年寄りの方々との交流を行います。

学校に通っているだけでは経験できない交流ですので、日本のことも紹介しながら、ぜひ楽しんでもらえればと思います。

 

ニュージーランド研修 現地活動報告 Vol.6

Day 6 July 29(Mon.), 2024

今日は一日クライストチャーチで過ごしました。

最高気温は13℃、最低気温は6℃。

小雨の予報が出ていましたが、曇りで時折日差しもありました。

 

午前中はクライストチャーチ中心部を歩いて回りました。

第1次世界大戦の戦死者への追悼で架けられたBridge of Remembrance(追憶の橋)から始まり、ボタニカルガーデンなどをみんなで歩いて見学です。

途中では、歴史を感じる建物を見ることができたり、街中にアートがあったりして、生徒たちは日本ではなかなか見ることのできない景色を写真にたくさん収めていました。

また、2011年の震災によって崩れてしまい、未だ再建中の、クライストチャーチ大聖堂を目にしたり、仮設の大聖堂として2013年に建てられたTransitional Cathedral(通称カードボード・チャーチ)を見学したりして、日本と同じ年に震災を経験したニュージーランドの歴史を感じる時間にもなりました。

このTransitional Cathedralは、日本人の建築家、坂茂氏によって設計され、主要部分が段ボール素材で作られているという情報には驚きの声が上がりました。

 

クライストチャーチ市内観光の後、リカトンモールというショッピングモールに移動し、お昼を取りました。

多くのグループはフードコートで思い思いの食事を注文していました。

中には初めて自分で英語で注文をした、という生徒もいたようです。

 

食事やショッピングを終えた後、カンタベリー大学に向かいました。

今日は、カンタベリー大学の日本語の教授で、2019年にはニュージーランドの大学教員ベスト10にも選ばれた、荻野雅由先生の授業を、カンタベリー大学の生徒たちと共に受けます。

荻野先生は、「ことばの教育×Well-being(幸福で肉体的、精神的、社会的に満たされた状態)」のパイオニアとして、日本語教育の実践と理論構築に力を入れていらっしゃる先生です。

授業では、カンタベリー大学で日本語を学んでいる生徒と日本語、英語交えながら交流し ていきます。

まずは、みんなで動き回り、荻野先生が合図 を出したところでグループを作り、自己紹介をするウォームアップを何度かやりました。

その中で、相手の自己紹介があった時には拍手をして、「いいね」とポーズをとる、という指示もあり、お互いに笑顔でポーズを交わしていました。

それから、3~4人グループになって、じっくり観察したり、匂いを確かめたり、味わったりしながらパンを食べることで、自分の内側に目を向ける、mindsetを体験しました。

それが終わると、まずは所北の生徒たちが、日本語で書かれた様々な質問事項を英語でカンタベリー大学の学生に質問し、英語で会話しました。

その後、カンタベリー大学の学生が英語で書かれた質問を日本語で聞いて、日本語で会話しました。

日本に興味を持っている学生さんばかりなので、共通の話題が見つかって盛り上がっている様子も多くみられました。

そして最後に、みんなで円になり、「手締め」をしました。

荻野先生の授業流の「手締め」を教わり、円には「完全」や「ご縁」の意味があることも教えてもらって、一体感のある、明るい雰囲気で授業が終わりました。

 その後はグループごとに、カンタベリー大学の生徒の案内でキャンパス見学をしました。

日本語を勉強している生徒さんたちなので、英語、日本語交えて楽しく話しながら周っていたようです。 

明日に予定していたTekapoでの自然体験学習ですが、悪天候(大雪)の予報が出ているため、延期となりました。

みなとても楽しみにしていただけに、延期の連絡をしたときにはとてもがっかりした様子でした。

しかしながら、こればかりは仕方ありません。研修期間中に行けるといいのですが。

明日は予定を変更し、一日アッシュバートン・カレッジの授業に参加します。

 

ニュージーランド研修 現地活動報告 Vol.5

Day 5 July 28(Sun.), 2024

今日は最高気温15℃、最低気温5℃。

午前中は雲に覆われ時折小雨も降りましたが、午後からは晴れました。

今回の研修で初めての週末は、2日間とも天気に恵まれ、絶好のお出かけ日和となりました。

アッシュバートンや近郊の町にも、散歩をしたり、お茶をしたり、買い物をしたりと多くの人が見られました。

生徒たちは、この2日間どんな体験をしたのでしょうか。

明日、学校に集まった時に週末の過ごし方をお互いに伝えあう姿が楽しみです。

明日はクライストチャーチにあるカンタベリー大学を訪問します。

大学で日本語を専攻している学生の皆さんと共に授業に参加する予定です。

将来の進路選択の一助になればと思っています。

 ↓Roundabout(環状交差点)