所北トピックス2022
No45 県教育長と所北生との意見交換会
1月23日(月)、県教育長と本校の生徒が、「誰もが働きやすい社会」をテーマに意見交換を行いました。
今回の意見交換会は、誰もが働きやすい社会に向けて、これから社会にはばたこうとする高校生と教育長が話し合う機会として実施されました。
意見交換で話されたアイデアは、県教育委員会の職場改善につなげていくそうです。
参加生徒は、既に進学先が決定した3学年の生徒4名です。
まだ働いたことのない生徒たちですが、誰もが働きやすい社会の実現に向けて、ジェンダーの視点やグローバルな視点から日本社会が抱える課題を指摘したり、上司と部下のコミュニケーションの重要性を訴えたり、実践的な意見や提案を述べていました。
また、教職員の長時間勤務の問題など、教職員の働き方改革も話題になり、自由闊達で充実した意見交換会となりました。
これからの社会を担う高校生たちが、働きやすいと感じる社会の実現につながればいいなと思います。
No44 理数探究基礎の小課題研究
理数科7期生(1年生)は、理数探求基礎に取り組んでいます。
理数探究基礎は、新しい学習指導要領で置かれた科目で、今年度から始まりました。
具体的には、科学の手法や科学的とは何か、テーマの設定の仕方や仮説の立て方、実験系の設計の仕方やデーターのまとめ方、研究倫理など、様々なことを学んでいます。
今は、簡単な実験を行い、データを整理する小課題研究を行っています。
今後は、来年度の本格的な課題研究に向けて、数学・物理・化学・生物・地学などの分野選択やテーマ設定を行う予定です。
No43 世界をリードする科学技術人材育成事業
埼玉県が実施している「世界をリードする科学技術人材育成事業」で一環で、つくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)を訪れ、実習を行い講義を聞いてきました。
6名の生徒は、機械工学センターなどで、樹脂にねじ穴を掘ったり旋盤を操作したりしました。
講義は藤本シニアフェローによる「巨大加速器ILCで探るヒッグス粒子の謎 科学的発見とは」というテーマの講義で、質疑応答も行いました。
現場の研究者と交流したり体験させてもらったりとスリリングな経験でした。「実物や本物」と接することで生徒は刺激を受けたようです。
No42 東京大学理学部の高校生のための冬休み講座2022に参加してきました
12月28日に、東京大学本郷キャンパスで行われた日本地球惑星科学連合主催の講座に参加しました。
次の講師の先生に御講義いただきました。
・惑星の風と雲とめぐる水
東京大学 大学院新領域創成科学研究科 教授 今村剛
・地球史最初の10億年 ~ 生命を宿す星ができるまで
東京大学 大学院理学研究科 准教授 飯塚毅
これまで、他の講座と同様に新型コロナの影響でオンラインのみの実施でしたが、今回は現地会場での開催となりました。
豆知識として、地球の誕生は45.67億年前、覚え方は四五六七だそうです。
研究者から生徒に向けてのメッセージもありました。
No41 課題研究冬の集中実施1日目
普通科は冬休みに入っていますが、理数科2年生は、2月初旬の成果発表に向けて課題研究集中実施期間です。
いよいよ実験も追い込み・まとめの時期を迎えてきました。物理・化学・生物・数学の各分野の班に分かれて、ポスター作製の準備やデータ集めなど取り組んできました。
課題研究は、大学の研究室で行う卒業実験の予行演習のようなものです。
適度な(とは言えないかもしれませんが)失敗を経て科学の手法・作法のようなものを学びます。答えのある確認実験ではなく、問を立てる探究活動です。
自らテーマを設定し実験系を考え実践する。
仮説と会わない結果が出た場合は仮説を練り直す。
これは社会に出てからも必要とされる重要な能力です。
No40 東京理科大学 細胞培養の実験
12月25日・26日に、東京理科大学神楽坂キャンパスで、ニワトリ胚由来の胸筋と心筋の培養実験を行ってきました。
松田良一先生の指導の下、ニワトリ胚の解剖と大胸筋および心筋から細胞を採取します。
PBS(-)で何度か洗浄し、培養液に浸します。CO2インキュベーターで一晩培養します。倒立位相差顕微鏡での観察を行います。
培養肉が実用化されている現状では、基本的な技術となっています。
年明けには微生物を使った実験講座が同じく東京理科大学で予定されています。
No39 理数科1年生の筑波研究学園都市見学実習
12月21日に、1年生の理数科の生徒が、筑波研究学園都市にある高エネルギー加速器研究機構(KEK)、つくば宇宙センター(JAXA)、物質・材料研究機構(NIMS)の3か所を訪れ見学実習してきました。
KEKでは、常設展示室のほか実験棟BelleⅡを見学しました。あいにくBelleⅡは分解掃除中でしたが、3階建ての建物に相当する大きさの実験設備でした。
NIMSでは、概要説明の後、外観や手触りなどの手がかりから金属や合金を推察する体験学習を行いました。
JAXAでは、紹介映像視聴の後、宇宙飛行士養成エリアや国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」運用管制室や展示館「スペースドーム」の見学を行いました。
1年生の理数科では、夏に三浦半島での生物・地学分野の実地研修を行い、今回は物理・化学分野の施設見学等を行いました。これで、2年次の「理数探求」のテーマ決めへの準備が整いました。実験データ等の統計学的な処理や検定など数学分野は「理数探求基礎」で学習しています。
2年次の「理数探求」では生徒から、どのような探究活動のテーマが出てくるのか楽しみです。
No38 早稲田大学実験実習
12月20日(火)に、1年生の希望者30名で早稲田大学人間科学学術院の榊原教授の指導を受けてきました。
内容は、ブタの脳や眼球の観察、マウス脳の顕微鏡切片つくりおよび観察です。
自然科学では、まず対象を丁寧に観察することが大切ですし、そこから始まります。
この活動に参加したくて入学した理数科の生徒もおり、楽しい中にも緊張した雰囲気で取り組みました。
No37 東京大学本郷キャンパスツアー・研究室訪問
12月17日の土曜日に東京大学本郷キャンパスツアーおよび研究室訪問に行ってきました。
朝の集合は赤門前です(耐震診断のため現在は通れませんが)。
キャンパスツアーでは、三四郎池や総合図書館を見学しました。
学部ごとにある図書館とは別にある総合図書館は、内部撮影が禁止でしたが、赤じゅうたんが敷かれ天井が高く、想像していた以上に荘厳なものでした。
明治の先人の世界の知への憧れと決意のようなものを感じました。
学生さんたちとは、アイスブレイクや目標の立て方などのワークショップを行い交流しました。
生徒たちも現役東大生の生の声を聴いて、触発されたはずです。
午後から1時間程度、定量生命科学研究所、農学部、理学部、工学部、教育学部、法学部に分かれて、数名程度で准教授の先生や大学院の学生などから説明を聞きました。
No36 理数科サイエンスセミナー
12月8日に、筑波大学 特命教授(教育社会連携推進室)・名誉教授 新井達郎様を招いて、理数科1・2年生のサイエンスセミナーを実施しました。
演題は「『光が関わる化学』光エネルギーと化学:物質、色、発光、エネルギー」でした。
身近な話題から高度な発色のメカニズムまで、構造式などを交えて講義していただきました。
印象的だったのは、クラシエフーズから発売中のお菓子「ねるねるねるね」の観察です。
「ねるねるねるね」ブドウ味に含まれている色素は、アントシアンというムラサキキャベツにも含まれている色素で、pHによって変色する様子を観察したり、折ると光るサイリウムライトを暗幕を閉めて体験したりしました(コンサート会場のようでした)。
また、新生児の黄疸の光治療についての説明がありました。青い光をNICUの保育器の中の新生児にあてるそうです。すると、ヘモグロビンから変化したビリルビンが水溶性に変化し症状がおさまるそうです。
生徒も活発に質問をして、光を利用したガンの治療方法にも言及されました。
理数科では、年に2回研究者を招いて講義を行っています。3学期には数学の分野でセミナーを企画しています。