女子バレーボール部だより
【県大会出場】令和3年度 高校総体西部支部予選会
5月30日、上記大会が所沢中央高校で行われました。前回の春季大会では代表決定戦まで行くも、惜しくも県大会出場を逃してしまった本校女子バレー部でしたが、今回こそは必ず県大会へ出場しようと、チーム全員が一つになって大会当日を迎えました。
その結果、見事、県大会出場を果たしました。
試合の相手は、1回戦で富士見高校を破って2回戦へ突破した所沢高校でした。よくボールを拾い、よく攻撃をしてくる元気のあるチームです。負けてはいられないと、所沢北の選手たちも心を一つに、試合に臨みました。緊張はあったかもしれませんが、みな気合十分、絶対に勝ってやると気持ちが表れていたスタートを切ることができました。“これなら大丈夫”と、私も安心して試合に入ることができました。
スタメンは、セッター岩崎、サイド小橋・中山・神瀬、ミドル坂本・澤田です。試合の中身は、終始リードを許さず、こちらの流れに持っていくことができました。みなでボールを繋ぎ、そのボールを岩崎がトスをし、坂本・小橋などの攻撃陣が決め切る。練習でしてきたことをしっかりとやることができ、理想通りの展開へと持ち込むことができました。中山・澤田・神瀬たち2年生も、しっかりチームを支えてくれました。試合終盤では、ピンチサーバーとして2年生の益田も出場し、素晴らしい働きをしてくれました。途中、“これはまずい”というシーンもありましたが、やはりそこは3年生。坂本が仲間を鼓舞し、岩崎がしっかりと支えてくれ、小橋が決め切る。私が今まで見てきた中でも一番頼もしいと感じることができた試合になりました。
今まで頑張ってきた選手たちにとって、とても嬉しい瞬間となったのではないでしょうか。私も所沢北高校に赴任してきてまだ2ヶ月ですが、選手たちのバレーに対する真摯な姿勢、勝ちたいという気持ちがあったからこそ、この結果につながったと思っています。“努力は必ず報われる”ということを実感でき、もっとバレーが上手になりたいと思うことができたのではないでしょうか。
また、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援・ご協力をいただき、ありがとうございました。このチームで初めての県大会となりますが、今までの努力を信じて、自信を持って戦ってきたいと思います。引き続き所沢北高校女子バレーボール部をよろしくお願いいたします。
令和3年度 西部支部春季大会
4月24日、25日に春季大会西部支部予選会が行われました。顧問が変わり、1年生も入部し、新体制となって初めての大会となります。また、コロナ禍の中、新人戦もなくなり、昨年度の選手権大会から約半年ぶりの大会です。
初戦は新座柳瀬高校と戦いました。序盤から良い雰囲気で臨むことができ、無事に2−0で勝利を収めることができました。2回戦は、前回の選手権大会でも戦い、敗れてしまった聖望学園高校です。チーム全員が全力で戦おうと意気込んで臨みました。しかし、結果は惜しくも0−2で敗れてしまいました。ただ、終始諦めることなく、ラリーしたり攻めて得点をとることができるなど、負けからも多くのことを得ることができる試合となりました。
そして代表決定戦で朝霞高校と戦いました。このチームも、前回の選手権大会で県大会に出場している強豪校です。3試合連続の試合となりますが、ここで勢いをつけ、必ず県大会へ出場しようと、皆が一つになりました。しかし、相手の粘りや勢いに圧倒されてしまい、結果は0−2で敗れてしまいました。負けはしたものの、コートにいるもの、ベンチにいるもの、応援している1年生など、所沢北高校全員が力を出し切った試合だと思います。
“県大会へ出場する”という目標を達成することはできませんでしたが、大会を通して2・3年生全員が出場することができ、チームとしての力をつけることができた大会となりました。私が顧問としてこのチームの監督となってからまだ1ヶ月弱ですが、確実にチームが良い方向へ向かっていると実感しています。また、この大会を通して、保護者の皆様におかれましても、たくさんのご声援・ご協力をいただき、ありがとうございました。次の大会に向けてこれからまた精進していきますので、今後とも所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。