日誌

【女子バレーボール部】令和7年度 高校総体埼玉県予選会 結果報告

令和7年6月16日(月)、高校総体埼玉県予選会が深谷市総合体育館(ビッグタートル)にて開催されました。昨年惜しくも達成できなかった「県大会1回戦突破」を目標に、チーム一丸となって約1年ぶりの県大会に臨みました。

初めて訪れる深谷市総合体育館という慣れない環境に加え、地区大会とは異なる独特の緊張感もありました。そのような中でも、アップの段階から全員が積極的に声を出し、明るい雰囲気を作ることができました。そして「絶対に勝つ」という強い気持ちで試合に入りました。

対戦相手は県大会常連の松山女子高校。コースを狙った鋭いサーブと力強いスパイクが持ち味の攻撃力が高いチームです。

1セット目序盤は、相手の強いサーブに苦しみ、なかなかボールを繋ぐことができませんでした。その結果、連続して失点しまい、徐々に点差が広がっていきました。その焦りからミスが続いてしまう場面もありましたが、それでも、レイのサービスエースや、キイ、リンのコースを狙ったスパイクなど、強気なプレーで試合に食らいついていきました。

また、試合の中盤以降は相手のスパイクに徐々に慣れ、これまで拾えなかったボールも繋げられるようになってきました。特に、モモの安定したレシーブが輝き、ラリーに持ち込む場面が増えました。

しかし、最後まで点差を詰めることはできず、1セット目を6-25で落としてしまいました。

続く2セット目、私たちのサーブからスタートしました。ナナのサーブで相手を崩し、相手のミスも重なって、良い流れで試合に入ることができました。その後も、レイやコト、キイの攻めたサーブで相手の体勢を崩し、カットの場面でもAカットとはいかないまでも、粘り強くボールをつなぎ、流れを維持しました。

しかし中盤、相手の鋭いサーブやブロック裏へのフェイントに対応しきれず、連続得点を許してしまいます。その後もブロックアウトなどで連続して得点を奪われ、点差が広がってしまいました。

それでも後半には、ソラの鋭いサーブ、カエ・モモ・レイの安定したサーブカットやディグ、リンの力強いスパイクで流れを取り戻します。ボールが弾かれても周囲がしっかりカバーし、なんとか食らいつきながら一点ずつ得点を重ねていきました。

最後まで粘り強く戦いましたが、結果は17対25で敗れ、初戦敗退となりました。三年生にとって目標としてきた「県大会一回戦突破」を果たすことはできず、悔しさの残る結果となりました。

しかし、共に戦ってくれた二年生・一年生の力強いプレーや応援、そして応援に駆けつけてくださった保護者の皆様のおかげで、最後まで諦めずに戦い抜くことができました。本当にありがとうございました。

今後とも、所沢北高校女子バレーボール部への温かいご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。