No171 東京理科大学 坊ちゃん講座に参加してきました。
東京理科大学で
数学「次元の話-4次元ってどういうこと?」
11月30日(土)に東京理科大学 坊ちゃん講座に参加してきました。講師の先生は 東京理科大学理学部第二数学科 新田泰文 先生。 テーマは「次元の話-4次元ってどういうこと?」でした。
神楽坂キャンパス 2号館の内部 | 90分の講義の後は講師の先生を囲んで茶話会 |
新田先生によると「次元とは点を定めるのに必要な数値の個数」のことで、パラメーターあるいは座標や要素ととらえてもいいとのこと。直線状が1次元、平面上が2次元、立体的に考えると3次元と一般には考えられています。では4次元は?と話は始まりました。
ちなみにヒトの色覚は3つRed Blue Green ですが、昆虫や爬虫類や鳥類は紫外線UVも使っているようだと4次元ですね。ロボットASIMO君の関節の自由度は57だそうです。
公開講座の次回は 東京大学 金曜講座 テーマは
12月 6日(金) 合同数について 講師:三枝 洋一 東京大学 理学部 数学科・准教授
【講義概要】
合同数とは,三辺の長さが有理数であるような直角三角形の面積として表される整数のことです.例えば,6は三辺の長さが3, 4, 5である直角三角形の面積なので合同数です.また,5や7も合同数になりますが,1は合同数ではありません.与えられた整数が合同数であるかどうかを判定することは,長い歴史を持つ古典的な問題ですが,実は,楕円曲線や保型形式といった,現代整数論における中心的な研究対象のいくつかと結び付くことが分かっています.この講義では,合同数と楕円曲線の結び付きについて,できるだけ初等的な立場から紹介を行うとともに,最近の研究でどのようなことが分かってきたかについてもお話ししたいと思います.
保護者の参加も歓迎します。詳しくは 教室掲示をご覧ください。
生徒経由で生物室までお知らせください。