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No.86 ちょっと授業拝見!~豚の心臓観察実習~ 

今日も、興味をそそる授業が生物室で行われていました。2年生理数科の生徒が、豚の心臓を解剖して心臓のつくりを観察し理解を深める授業です。

各グループで、それぞれ生徒が協力して豚の心臓を、解剖しながら観察していきます。貴重な心臓ですので、大切に扱いながら、慎重にメスやハサミを入れていき、手で触って重さや硬さを確かめたり、解剖図と比較して心臓のつくりを一つずつ確認し、スケッチや細かくメモをとったりしていました。また、一頭分ですが、体内のつながった各臓器も皆で観察しました。

教科書や図表にも写真が掲載されていますが、平面でしかありません。立体的に理解することや、重さや感触などを確かめるには、実物でしかできません。そして、生命の尊さ、命の大切さ、感謝の気持ちを深く考えることにもつながります。

大学での勉学や研究活動に自信をもって取り組めるようにとの願いから、本校の理科の先生方は、できる限り実物(本物)を生徒に見せたり、それを用いてじっくりと観察や実験を生徒にさせたりしたい、本質を理解してほしい、と強く思っています。

所沢北高校では、このような授業がたくさん行われています。