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No.90 理数科サイエンスセミナー

12月15日に、筑波大学GFESTサイエンスコミュニケーターの尾嶋好美先生をお呼びして、理数科1・2年生対象の講演会を実施しました。

サイエンスセミナーは、年2回、研究者等から話を聞く理数科独自の行事です。

「課題研究を楽しむために」と題して、2年生には現在取り組んでいる課題研究の再現性について、1年生には来年度のテーマ設定について御講演いただきました。

生卵とゆで卵を用意して、例えば卵を題材にして課題研究するならば、どのようなテーマにするか考えました。

どちらが転がりやすいか、 
転がりやすさに違いがあるとするとそれはなぜか、
表面の違いはあるのか、
茹でていくと密度は変わるのか、などなど

身近な材料でも目の付け所を変えると、面白いテーマが見つかるかもしれません。

2年生は来年1月の成果発表会に向けて実験やデータのまとめに取り組んでいます。

その発表会を見て、1年生は自分たちのテーマを決めます。

授業中に片付けまで終わる実験とは異なり、課題研究は1年間かけて行います。

簡単ではないですが面白いですよ。