ブログ

No.91 年末に理科大の神楽坂キャンパスで実験してきました

12月25日・26日に、東京理科大学理学研究科科学教育専攻が行っている実験教材の開発に、生徒11人とともに参加しました。

はじめに、数学者で特任副学長の秋山仁先生からお話がありました。

実験は、①空中落下細菌の補修と培養、②紫外線やうがい薬などによる大腸菌の殺菌効果の測定を行いました。

培養に37℃で24時間ほど時間がかかり、2日間にわたる実験となりました。

一般的に、高校での生徒実験は、綿密なマニュアルに従って授業時間内に終わらせます。そうしないと次の授業に支障が出てしまうからです。今回は、生徒が主体的に取り組めるように最小限のアドバイスの中で、考えさせながら進めました。生徒たちは、紫外線照射による殺菌効果を調べるには、どのような条件で何回実施して、対照実験をどのように設定し何と何を比べるかなど、考察しながら実験しました。

来年度からの新課程では、探究活動が重要視されます。課題発見能力や課題解決能力、プレゼンテーション能力の育成が求められます。

来年度も年末に実施する予定です。興味を持った生徒は頭に入れといてください。