No72 東京大学 高校生と大学生のための金曜講座受講報告
去る12月1日は先端科学技術研究センターの都築怜理先生による講義でした。
まずは流体力学の基礎の話からです。
物質の三態のうちの液体と気体を合わせて流体といいます。
流体には粘性(粘り強さ)があります。
粘性には、
①せん断粘性 横ずれ方向の粘性
②体積粘性 体積変化に対する抵抗
③回転粘性 回転方向の粘性
の3種類があり、非圧縮性流体の支配方程式として、
①質量保存則
②運動量保存則
③エネルギー保存則
④状態方程式
があります。(私はこのあたりから「おいてかれる」感がでてきました)
その後は流体シュミレーションの話題に移りました。
都築先生のhttps://www.satoritsuzuki.org/galleryで検索してGALLERYを見てください。
息をのむような動画が現れます。
期末考査前でしたが2名の1年生が参加しました。
大学合格の後の世界を垣間見ることはモチベーションの維持につながります。
中学生の時に高校生活を想像できなかったように、今は大学生活や研究室(ゼミ)所属などイメージがつかめないでしょう。
それなら大学の講義を受けてみましょう。
面白がる自分に出会えるかもしれません。
というわけで今年の金曜講座はここまでです。
次回は来年、「西洋中世に発見されたあの世ー煉獄とは何か」
どんな内容か楽しみにしていて下さい。