【SSH】理数科1年生が筑波研究学園都市実習を行いました。

理数科1年生の行事として、茨城県つくば市へバスで行きました。

つくば市は研究施設が集中しており、今回はJAXA、筑波大学、NIMSの3ヶ所を訪問しました。

 

①JAXA(宇宙航空研究開発機構)

物理分野として、ロケットの開発・打ち上げ、宇宙飛行士の養成などを行っているJAXAへ見学に行きました。

宇宙では体にどのような変化が起こるのか、120kgもある宇宙服の話、宇宙飛行士の選抜はどのように行うかなど、生徒たちは宇宙の話に心を惹かれているようでした。

さらには、一般の人が見ることのできない宇宙実験棟「きぼう」の運用管理室を見学することもできました。

ここでは、「きぼう」における実験運用や宇宙飛行士の支援を24時間体制で行っています。

 

② 筑波大学

学生生活の雰囲気を感じながら、学食で昼食を取りました。

また、所沢北高校の約50倍もある広いキャンパスを歩きながら、ツアーも行いました。

3年後、学生としてここで講義を受ける人がいるかもしれません。

 

③ NIMS(物質・材料研究機構)

化学分野として、さまざまな材料を開発しているNIMSの見学をしました。

ここで開発した物質がJAXAのロケットにも使われています。

前半は10種類の金属を見て触って持ち上げて、金属の種類を当てる体験学習を行い、後半は物質の強度を測定する「クリープ試験室」や原子の配列まで見ることができる「電子顕微鏡」を見学しました。

 

夏の臨海実習では生物・地学分野を学び、今回の実習では物理・化学分野について学びました。

理数科1年のみなさんには、さらに理系科目に興味を深め、広い視野で高校生活を過ごしてほしいと思います。