No.26 SDGsで注目されるスピルリナを用いた生物実験を行いました!
3年選択生物でDNAの抽出実験を行いました。
全ての生物にDNAが含まれているということを確かめるために、動物界からは自分の口腔上皮細胞を植物界からはブロッコリー、菌界はブナシメジ、原生生物界はワカメ、原核生物界はシアノバクテリアのスピルリナを用いて実験を行いました。
スピルリナは実験ではサプリメントを使用しますが、スピルリナ??
馴染みのないこのシアノバクテリアをぜひ生でみてみたい!
しかし強アルカリで育つスピルリナはなかなか手に入れることが難しく…
そんな中唯一国内でスピルリナを栽培している岐阜県羽島市(株)SY様に問い合わせたところ
未来の生徒たちに使用してもらえるなら、無償で!特別に!国内で培養したスピルリナを
分けていただきました。
実際に顕微鏡でらせん状のスピルリナを見ることができました。
またスピルリナの抽出液にはフィコシアニンが含まれます。青い抽出液が出てくると生徒からは『おぉーきれい!』
という声が上がりました。このフィコシアニンのブルーは天然色素として実際ガリガリ君などの青に使われているそうです。
フィコシアニンは蛍光マーカーとしても利用されています。ブラックライトできれいに光りました。
タンパク質やミネラルを多く含みSDGsが叫ばれる昨今において注目されているスピルリナは、NASAでも研究されており大阪万博(クリックするとリンク先へ)では日本館の中でも紹介されます。
最後に希望者は株式会社SY様(クリックするとリンク先へ)が提供してくださった食品用に作られたスピルリナを頂きました。効能を知りおかわりする生徒もいました。今後注目されるスピルリナに触れられた貴重な時間となりました。