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2022年6月の記事一覧

【女子バレーボール部】令和4年度 高校総体 結果報告

令和4年5月30日(月),上記大会が本校の隣に位置する所沢市民体育館にて行われました。昨年,今大会で県大会の出場を決めており,2年連続出場をかけて,皆が意気込んだ試合でした。相手はふじみ野高校。県大会出場有力な強豪相手ですが,自分たちを信じ,必ず勝つと意気込んで大会へ臨みました。
 
1セット目の序盤は,普段練習しない大きな体育館,大会の雰囲気で選手は緊張しており,なかなか相手のサーブを切ることができませんでした。一時は7点ビハインド,相手の流れを止めることができません。しかし,2年生のMB大西のスパイクや,OP清水のサーブなどで,徐々にペースを取り戻し始めます。そろそろ強烈な1点が欲しいと思う中盤,キャプテン兼OH神瀬がしっかりとスパイクを決めてくれました。この瞬間のガッツポーズや,チームみんなの喜ぶ姿は忘れられません。それに追従するように,3年生のMB石井も,しっかりとスパイクで点を取ってくれました。また,10-18の局面で,相手がサーブ順のミスをし試合が止まり,11-17から試合再開するというハプニングもありました。結果として12-25で1セット目を落とします。

 


 
運命の2セット目。絶対に落とせないセットです。2年生OH奥垣内のサービスエースから始まり,幸先の良いスタートとなりました。しかし,そこからふじみ野ペースに戻されてしまいます。途中,キャプテン神瀬のブロック,MB石井のレシーブ,セッター益田のトスで繋いで点数を取るというシーンがありました。3年生全員が関わるという素晴らしいシーンです。高校からバレーを始めた石井が素晴らしいレシーブをすることで,チームみんなが沸いた瞬間でした。益田のどんなボールでも繋ぐという姿勢は,チームみんなを奮起させたことでしょう。その後,キャプテン神瀬のスパイクやサーブで徐々に勢いをつけ始めます。また,2年生のMB中野がピンチサーバー,山口がリベロとして試合に入り,華々しい公式戦デビューをしました。前顧問の田口先生も応援に来てくださり,チームみんなが安心して試合できたことでしょう。奮闘するも,10-25で2セット目を落とします。
 

 

 


惜しくも県大会出場は逃しましたが,一人一人ができることややるべきことをやり,チーム全員が関われた試合となりました。この経験を,次世代の2年生たちがきっと繋いでくれることでしょう。
そして,人数が少ない中,3年生は最後まで頑張ってくれました。現在は1,2年生へとバトンを渡していますが,この3年生が繋いでくれたものはたくさんあるはずです。“繋ぐ”ことこそ,バレーボールです。
 
また,この大会を通して,保護者の方々や学校関係者の皆様におかれましても,たくさんのご声援やご協力をいただき,ありがとうございました。引き続き,所沢北高校女子バレー部をよろしくお願いいたします。