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2021年11月の記事一覧

No.84 ちょっと授業を拝見~ディベートで学びを深める~

授業中の校内を歩いていましたら、いつもの風景とは異なる教室を発見。これからディベートが行われるということで、しばらく様子を見させもらうことにしました。3年生の現代社会の授業で、テーマは「望ましい租税政策を考える。」というもの。肯定側と否定側の2つのグループが互いの主張について交互に発言していく展開。周りの生徒も真剣に両者のやりとりを聞いては、忙しそうにメモを取り、最後にどちらの方が総合的によかったかジャッジします。どちらのグループも、限られた期間でもしっかりと説明資料やレジメを準備をしていて、双方とも「なるほどそうくるか」と非常にレベルの高いやりとりが繰り広げられていました。

相手にわかるように説明できるようになってはじめて理解できたことになります。そのためには、授業以外で学んだこと以外の調べや整理がかなり必要となります。インプットだけでなく、しっかりとアウトプットできることも大切であることを授業を通して実感していました。また、生徒も「どうすれば相手や周りの人に納得させられるか発言内容や手順を考えることもとても勉強になりました」と話してくれました。大学に進学してからますますこのような力は求められます。今日はとてもよい体験ができましたね。

 

No.83 吹奏楽部の所北サウンドに街の人々が魅了~まちなかコンサートに出演しました~

令和3年11月21日(日)所沢市主催「Vol.53 まちなかコンサート」に、本校吹奏楽部が出演しました。所沢市では、「音楽でまちを元気に。」を合言葉に、音楽のあるまちづくりを推進しているとのこと。その一環としてのイベントです。新所沢PARCO 1Fガレリアにて、12時30分から30分間の5つの小編成によるアンサンブルでのステージを繰り広げました。お客様の中に混じって見守りました。

コンクールや演奏会とは異なり、会場は、お買い物のお客様が往来する通路に設置された手づくりのこじんまりとしたステージ。さらに聴いてくださる皆さんは、まさに、通りすがりのお買い物のお客様ばかり。部員の皆さんも、お客さんは足を止めて聴いてくれるだろうか、反応がなかったらどうしようと、あれこれ心配していたとのこと。

当日、始まる10分前には、これから何がはじまるんだろうと集まってきた人々ですでにステージ前と2F通路も埋め尽くされた状態。アナウンスとともに演奏が始まると、人々は演奏に見入っていました。そして、演奏が終わるたびに、大きな拍手で会場が響き渡っていました。演奏もとてものびやかで、会場の皆さんをとても楽しませていました。短いステージでしたが、生徒にとっては、とてもよい経験になったのではないかと思います。たくさんの方に、所北サウンドが届けられてよかったですね。

徐々に日常を取り戻しつつあるように思えますが、まだまだ気を付けなければいけないことばかりですし、先が見えない状況続きます。そのような中でも、学校も生徒も毎日元気に活動しています。

今日のステージで、少しでも街の人々の心が癒され、そして、元気になっていただけたら幸いです。演奏した生徒たちもそれを一番伝えたかったのかなと思っています。

 

 

 

 

 

     

No.82 第11回科学の甲子園埼玉県大会に出場しました。

 令和3年11月20日(土)科学の甲子園埼玉県大会に、理数科2年生の中から選抜された6名が本校を代表して出場しました。本校では毎年この大会に出場しています。今回、応援のため、現地に足を運んできました。

 各校6名で構成された1チームが出場でき、数学、物理、化学、生物、地学、情報の6分野の、これまでに習得した知識の活用について問う問題(今年度は筆記競技(60分)のみの実施)に取り組み、総合点で競います。優勝チームのみ来年3月の全国大会に出場できます。

 この日は、県内の21校が、行田市の埼玉県立総合教育センターに集結、どの高校の生徒も緊張した様子でしたが、本校の選抜チームの生徒は、比較的リラックスムード。期待が持てそうです。競技が始まって、競技中の様子を伺うことができました。本校の選抜チームでは、初めは、6人が得意とする分野をそれぞれ分担して問題に取り組んでいましたが、個人で解けない問題には、チーム内で話し合って解答を導き出していました。

 終わった後、自信のある生徒、やや悔いの残る顔をした生徒、微妙な顔つきの生徒、6名とも違った表情が印象的でした。しかし、6名で力を合わせ総力を挙げて自分たちの力を出し切ることができたのでよかったと、すぐに晴れやかな表情に戻りました。理数科長の永井教諭からは、ねぎらいの言葉と、これまでの準備段階も含めて「この経験はこれからの生活に必ず生きるはず。そして、後輩たちへこの経験を伝えていって欲しい。」とメッセージを送りました。チームの皆さん、お疲れさまでした。あななたちの真剣な姿に、こちらも元気をもらいました。成績発表は、11月26日です。 

 

No.81 修学旅行の成果発表ポスターができました。

 緊急事態宣言が解除されてすぐの10月上旬、2泊3日で、広島・岡山方面への修学旅行を実施しました。生徒も新型コロナウイルス感染症対策を続けながら、本番に向けて事前学習や準備を着々と進めてきました。その結果、天候にも恵まれ、ほぼスケジュール通りで3日間を過ごすことができました。

 修学旅行から帰ってきても、まだ修学旅行は終わりません。修学旅行で見聞し、学んできたことをポスターの形で成果発表を行いました。これで、修学旅行は完結です。あまり詳しくはお見せできませんが、ポスターのいくつかを写真で紹介します。どのクラスのどのグループも、現地で見聞きしたことや、味わったり体験したりしたことを、分かりやすく、また、カラー紙を使って目立つように工夫して思い思いのポスターを作り上げました。

 2年生は、修学旅行という大きな行事を終え、楽しい思い出を胸に、次は進路実現へ向けての旅がいよいよ始まります。

 

 

No.80 大学授業体験を実施しました。

11月12日(金)、大学の先生を招いて、第2学年生徒対象の大学授業体験を行いました。

13大学13分野の授業(一部リモート授業)を、生徒の進路希望に合わせて各教室に分かれて授業を実施しました。本校での進路指導のメインとなる取組の一つです。

どの生徒も、緊張しながらも、真剣にメモをとったり、質問に答えたりしていました。大学の授業の一端に触れ、具体的なイメージがもてたようで満足そうでした。

いくつか授業の様子を伺いましたが、国文学の授業では、「漢字を楽しむ」と題して、漢字の成り立ちから、その国の様子が分かるなど、分かりやすく説明され、生徒たちもうなずきながら鉛筆を動かしていました。

これをきっかけとして、自分の進路について、より一層研究を進め、来年の大学入試に向けて突き進んでくれることを期待しています。

 

 

No.79 後期教育実習が終了しました。

10月~11月初めにかけて、後期教育実習を行い、保健体育の実習生を受け入れました。

体育と保健の授業を担当し、3週間真剣に取り組んでいただきました。

授業以外にも、部活動の指導をはじめ、教員の様々な仕事を経験していただきました。最後は、生徒との別れを惜しんでいました。教員採用試験も頑張ってください。