2022年2月の記事一覧
No.98 日本科学未来館 エネルギーワークショップ
理数科6期生は、2月2日(水)に、日本科学未来館のプログラム(エネルギーワークショップ)に参加しました。
テーマは、「知っていますか?コンセントの向こう側 ~エネルギーの未来を考えよう~」です。
一昨年まで理数科の1年生は、この時期にバスで、東京お台場の日本科学未来館に出向いて研修を行っていました。
しかし、昨年度と今年度はCOVID19の影響で館内の活動が制限されてしまい、オンラインで、日本科学未来館のサイエンスコミュニケーターによるワークショップを行いました。
発電方法を火力と原子力と再エネの3方式に分けて、利点や欠点・問題点、その解決する方策について考えました。
中学校の時にテーマとして扱ったことのある生徒もいましたが、資料のデータを読み取ったり、案を出し合ったり、意見を集約したり、発表したりと積極的に活動しました。
No.97 理数科5期生 課題研究発表会
1月27日(木)に理数科5期生の課題研究発表会を実施しました。
2年次の「目玉の取り組み」である課題研究は、数学、物理、化学、生物、地学の5分野に分かれて、テーマごとに班を作り、1年間かけて研究します。
今年度のテーマ
数学分野 不可能立体を可能にする
物理分野 熱!音響冷却
紙ひこうきを長く飛ばしたい!
橋の構造と耐久力について
化学分野 カゼインプラスチックの水中での分解を確かめる
髪の毛を神の毛にしよう ~効果のあるトリートメントを作る~
バイオエタノール ~雑草は世界を救う~
生物分野 ワモンゴキブリ(雌)の単為生殖における卵鞘形成の促進
コケの休眠と糖の含有量の解析
地学分野 三浦半島野比海岸(葉山層群)の放散虫化石について
バイオエタノールの研究は、班員の一人が筑波大学GFESTでも同様の取り組みを行っており、今後も継続して実験する予定です。
また、校内の課題研究とは直接関係はありませんが、慶応大学医学部のグローバルサイエンスキャンパス(GSC)に参加している理数科の生徒で、理工学部の内山教授のもと筋肉の研究を行っている生徒は、共同研究者として発表に向けて準備中とのことです。
発表を聞いていた1年生(6期生)は、質疑応答の際に、2年生や教員に交じって質問をしていました。
今後は、次年度に向けて希望分野や挑戦したいテーマについて検討を始めます。