2024年11月の記事一覧
No.26 SDGsで注目されるスピルリナを用いた生物実験を行いました!
3年選択生物でDNAの抽出実験を行いました。
全ての生物にDNAが含まれているということを確かめるために、動物界からは自分の口腔上皮細胞を植物界からはブロッコリー、菌界はブナシメジ、原生生物界はワカメ、原核生物界はシアノバクテリアのスピルリナを用いて実験を行いました。
スピルリナは実験ではサプリメントを使用しますが、スピルリナ??
馴染みのないこのシアノバクテリアをぜひ生でみてみたい!
しかし強アルカリで育つスピルリナはなかなか手に入れることが難しく…
そんな中唯一国内でスピルリナを栽培している岐阜県羽島市(株)SY様に問い合わせたところ
未来の生徒たちに使用してもらえるなら、無償で!特別に!国内で培養したスピルリナを
分けていただきました。
実際に顕微鏡でらせん状のスピルリナを見ることができました。
またスピルリナの抽出液にはフィコシアニンが含まれます。青い抽出液が出てくると生徒からは『おぉーきれい!』
という声が上がりました。このフィコシアニンのブルーは天然色素として実際ガリガリ君などの青に使われているそうです。
フィコシアニンは蛍光マーカーとしても利用されています。ブラックライトできれいに光りました。
タンパク質やミネラルを多く含みSDGsが叫ばれる昨今において注目されているスピルリナは、NASAでも研究されており大阪万博(クリックするとリンク先へ)では日本館の中でも紹介されます。
最後に希望者は株式会社SY様(クリックするとリンク先へ)が提供してくださった食品用に作られたスピルリナを頂きました。効能を知りおかわりする生徒もいました。今後注目されるスピルリナに触れられた貴重な時間となりました。
No25 ヤングケアラーをテーマにした講演会を行いました。
本校では例年、人権教育の一環として各学年でテーマを設定し、講師を招いての講演会を行っています。
今年度は全学年が体育館に集まる形式でヤングケアラーに関する講演会を行いました。
まずは講師の方からヤングケアラーとは何か、日本におけるヤングケアラーに関する取組や現状について話があり、知識を高めることができました。
その後、元ヤングケアラーの方からご自身が経験した当時の様子について話を聞きました。
複数の視点から話を聞くことでヤングケアラーの方々の置かれている状況について理解を深めることができ、学びの多い講演会となりました。
講演会では「ヤングケアラーについて、どう感じたか?」「友人として、何ができるか?」と問いをいただきました。
感じ方や考え方は人それぞれですが、昨今では関心の高い社会課題でもありますので、ぜひ改めて考えるきっかけにしてほしいと思います。
講師の先生方、貴重なご講演をありがとうございました。
No24 修学旅行の事前学習が行われています。
本校では、2年生が修学旅行に向けた準備として事前学習を積み重ねています。
これまでに、現地で行われる体験学習のグループ分けについて希望する学習を選択したり、講師を招いて平和学習として講演会を実施してきました。
2年生のみなさんは、一つひとつ活動内容が決まっていくことや、平和学習で現地のことを学ぶことで修学旅行が近づいているという実感が増していることと思います。
もうすぐですね、ぜひ楽しんできてください。